１１８．対等 ページ23
ナルトは納得したように言った。
その言葉にシノは少しだけ嬉しそうに口角を上げる。
シノ「あと、Aも、今はナルトの部下ではなく、おれの生徒だ。」
A「！」
ナルト「わかったってばよ。」
シノもナルトも笑った。
そしてその時ナルトは煙になって消えた。
どうやら影分身だったようだ。
ナルトが消えたことに皆少し驚いたが、すぐにボルトとシカダイはシノの元に駆け寄る。
その様子をAは少し後ろから見守った。
シカダイ「先生・・・」
ボルト「おれたち、絶対に事件を解決させてみせるから！」
シノ「勘違いするな。お前たちに解決してほしいと言った覚えはない。」
シノの言葉に2人に加えミツキも少し残念そうに顔を下げるが。
シノ「・・・だが。」
３人は再び顔を上げる。
シノ「このおれを救ってくれたお前たちを今更子供扱いするつもりもない。」
ボルト「先生・・・！！」
シノはボルトたちを対等に見ている。
そうわかった瞬間３人は嬉しそうに笑った。
その後ろでAも同じように笑った。
．
ボルトたちが郵便配達を再開してから、またゴーストは現れた。
その現場にはやはりAとサイの姿が。
A「サイ、あったよ、また。」
サイはAの後ろを着いていくとそこには壊れたベンチと小さな芽があった。
サイ「・・・・・・」
．
そしてまた別の日。
ボルト「クッソ・・・！また間に合わなかったってばさ・・・！」
それから何度かゴーストは現れたのだが、ボルトたちが現場に着くのは毎回事件が片付き、捜査が始まってから数分後。
そんな悔しがるボルトたちの前にAは呑気にやってきた。
A「やっほー。またダメだったね。」
ボルト「もっと早く教えてほしいってばさ！」
A「これでも急いでる方なんだから感謝して欲しいっつーの。」
もっと早くとAに言うボルトだが、それをAは軽く流す。
ミツキ「これで５度目だね。」
シカダイ「おれたちの配達ルートから外れたところばかりで起きやがる・・・」
A「問題はそこ。」
シカダイ「やっぱAもそう思うか？」
A「偶然にしては、出来すぎてるよね。」
シカダイとAは共感しあうが話についていけないボルトは苛立ちが増している。
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キジ(プロフ) - 白猫さん» そう言って頂けて嬉しいです、！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年4月1日 17時) (
レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白くて続きが気になります！更新頑張ってください！ (2020年4月1日 12時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 不動ガゼルさん» ありがとうございます！！なかなか更新できなくてすみません・・・頑張ります！ (2019年11月4日 17時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - とても面白いです！続きがスゴく気になります！更新、頑張ってください！ (2019年10月22日 19時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 綾さん» ありがとうございます！！ (2019年10月14日 18時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キジ | 作成日時：2019年9月16日 19時
