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113.関係 ページ18

いつもこういうことには我先と首を突っ込むボルトたちがいなかった。



メタル「まだみたいですね。まあ、騒がしい彼らがいない方が、委員長も静かに療養に専念できるというもの・・・うわああ!」



メタルは話しながら病室の扉にもたれかかった。

と、その時タイミングよく扉が開かれ、現れたのはボルトだった。



ボルト「委員長!無事か!!」

スミレ「ボルト君・・・」

ボルト「大丈夫なのか?」

スミレ「うん、平気だよ。」

ボルト「ほんとに・・・」

メタル「僕は大丈夫じゃない、です・・・」



ボルトが開けたドアの反動で吹き飛んだメタルのことはみんなで無視した。



ボルト「おれはてっきり・・・」

スミレ「心配しないで。ほんとにかすり傷だから。」



スミレがそう言っても顔をしかめるボルト。

よほど責任を感じているのだろう。



ボルト「委員長すまねえ!おれがもっとしっかりしてりゃあ・・・!」



そしてボルトは頭を下げた。



スミレ「・・・ボルト君には何の責任もないよ。」

ボルト「そうじゃないんだってばさ!」

ワサビ「こら、委員長がびっくりしちゃってんでしょ。」

ボルト「いや、おれはただ・・・!」



熱くなるボルトに周りはついていけなかった。



サラダ「ほらほら、病室で騒ぐ人はお断り。」



サラダは何となく空気を読んでボルトを引きずるように病室から出そうとした。

しかし、病室から出る直前にあることに気がついた。



ボルト「そういえば!Aといのじんはどうしたんだ?」

サラダ「・・・Aは大怪我を負って、別室に運ばれた。いのじんはAが心配で出て行ったよ。」



いのじんとAもかなり仲が良かった。

そんないのじんはAが別室に運ばれたことを聞いた瞬間飛び出して行ったのだ。

そしてそのことを聞いたボルトの瞳が大きく開いた。



ボルト「!!行かねえと・・・!!」



ボルトは方向転換し、病室を出ようと走ろうとする。

が、サラダは掴んでいたボルトの手を離そうとはしなかった。



ボルト「何するんだってばさ!」

サラダ「行くなって言ってるの。」

ボルト「何でだよ、Aの怪我と、おれは、関係あんだよ!」





______________________________



しばらく更新できなくてすみません!!

テスト期間が終わったのでこれからまたゆっくり更新していくので、よろしくお願いします!

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キジ(プロフ) - 白猫さん» そう言って頂けて嬉しいです、!ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年4月1日 17時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白くて続きが気になります!更新頑張ってください! (2020年4月1日 12時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 不動ガゼルさん» ありがとうございます!!なかなか更新できなくてすみません・・・頑張ります! (2019年11月4日 17時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - とても面白いです!続きがスゴく気になります!更新、頑張ってください! (2019年10月22日 19時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 綾さん» ありがとうございます!! (2019年10月14日 18時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キジ | 作成日時:2019年9月16日 19時

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