109.郵便配達 ページ14
ボルト「・・・シカダイ、お前おれの髪の色にしろ、そんでおれのフリして・・・」
シカダイ「嫌に決まってんだろ。」
ボルトはどうしてもゴースト探しがしたいらしい。
シノ「ボルト、シカダイ、グループごとに好きな職業を選んでいいんだぞ?そしてAは里中を自由に行動できる・・・この意味、わかるよな?」
シカダイ・ボルト「「!!ああ!そっか!!」」
ようやくシノの言ってる意味がわかったようだ。
2人で顔を見合わせた後、ボルトは隣にいるAと目を合わせた。
Aは最初から意味がわかっていたようで、ピースサインを向けた。
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そしてボルトたちがやってきたのは郵便局。
ボルト「里を歩き回れる職業なら昼間だって堂々とゴースト探しができるってばさ。」
シカダイ「郵便配達ってのは、まさにうってつけだな。」
ミツキ「そしてAが里中を自由に回れるってことは、Aも自由にゴースト探しができる。」
A「そう!これなら何かあったらボルトたちに知らせることもできるしね。」
ボルト「よろしく頼むってばさ!」
郵便局の手前まで付いてきたAにボルトは元気よくそう言った。
A「わかった!こっちは頼んだよ。」
ボルト「おう!」
ボルトの返事を聞くと、Aはどこかへ飛んで行った。
ゴースト探し、スタートだ。
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郵便配達を軽々と終わらせたボルトとシカダイ。
そんな2人の元にミツキが少し慌てた様子でやってきた。
ミツキ「ボルト!」
ボルト「どうした?ミツキ。」
ミツキ「そこでAの影分身が教えてくれたんだけど、千手公園に出たみたいだよ、ゴーストが!Aも今向かってるらしいけど、止めるのは間に合いそうにないみたい。」
ミツキの最後の一言に急に顔つきが変わったボルトとシカダイ。
シカダイ「千手公園って言えば、里の反対側じゃねえか!今から行って間に合うか?」
ボルト「とにかく行くしかねえ!後はよろしくってばさ!」
タヨリ「・・・!」
ボルトたちの担当者である郵便局職員のタヨリはすごい勢いで走っていく3人の後ろ姿をただ見つめることしかできなかった。
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そして千手公園では。
立ち入り禁止のテープをくぐり抜け、中に入っていくサイ。
中では警務部隊が捜査中だった。
その中に子供が1人。
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キジ(プロフ) - 白猫さん» そう言って頂けて嬉しいです、!ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年4月1日 17時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白くて続きが気になります!更新頑張ってください! (2020年4月1日 12時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 不動ガゼルさん» ありがとうございます!!なかなか更新できなくてすみません・・・頑張ります! (2019年11月4日 17時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - とても面白いです!続きがスゴく気になります!更新、頑張ってください! (2019年10月22日 19時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 綾さん» ありがとうございます!! (2019年10月14日 18時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キジ | 作成日時:2019年9月16日 19時