１５．講評の時間 ページ49
それでも教師。
意を決してマイクを握るが。
オールマイト『双方・・・中止・・・・・・・』
緑谷「麗日さん行くぞ！！！」
オールマイト「！」
麗日「はい！！！」
緑谷はそう叫んだ。
そう、これはヒーローチームのある作戦だった。
緑谷のその声を聞いて麗日は待機していた。
ぶつかる2人の大技。
と、思っていたが、緑谷の攻撃は麗日のいる上の階へ。
麗日はその緑谷の攻撃を利用して核を回収することに成功。
爆豪の攻撃はただ一方的に緑谷へぶつけられた。
オールマイト『ヒーロー・・・ヒーローチーム・・・WIIIIIIIIN！！』
建物内にオールマイトの声が響き、第一回戦は終わりを迎えた。
上鳴「負けた方がほぼ無傷で勝った方が倒れてら・・・」
麗日は個性の使いすぎによるキャパオーバー。
緑谷は爆豪からの攻撃、そして自身の攻撃によるダメージ。
緑谷に関しては怪我が酷すぎて保健室に運ばれる始末だった。
なんともおかしな状況だった。
．
そして迎えたモニタールームでの講評の時間。
オールマイト「まあつっても・・・今戦のベストは飯田少年だけどな！！！」
飯田「なな！！？」
蛙吹「勝ったお茶子ちゃんか緑谷ちゃんじゃないの？」
オールマイト「何故だろうなあ〜〜〜〜？わかる人！！？」
すると手を挙げたのは。
八百万「ハイ、オールマイト先生。それは飯田さんが1番状況設定に順応していたからです。爆豪さんの行動は戦闘を見た限り私怨丸出しの独断。そして先程先生も仰っていた通り屋内でも大規模攻撃は愚策。緑谷さんも同様、受けたダメージから鑑みてもあの作戦は無謀としか言いようありません。麗日さんは中盤の気の緩み、そして最後の攻撃が乱暴すぎたこと、ハリボテを「核」として扱っていたらあんな危険な行為はできませんわ。相手への対策をこなし且つ“「核」の争奪”をきちんと想定していたからこそ飯田さんは最後対応に遅れた。ヒーローチームの勝ちは「訓練」だと言う甘えから生じた反則のようなものですわ。」
ヒーロー科の推薦入学者の1人。
その答えは完璧だった。
この完璧すぎる講評は爆豪の心をさらにえぐる。
しかしそんなこと一部の人しか気づかない。
戦闘訓練は続行、第二回戦が始まった。
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キジ(プロフ) - 白丸さん» ありがとうございます・・・！！頑張ります！ (2020年4月20日 17時) (
レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
白丸 - 作者様の作品とても面白かったです！ 更新頑張ってください！ (2020年4月17日 1時) (レス) id: 80fa021f90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キジ | 作成日時：2020年4月4日 22時
