１７．『入試』 ページ19
あの日から各々が雄英合格に向け動き出した。
ちなみにあの後、Aは緑谷とも話し、お互いのことについて明かした。
オールマイトとの関係、そして個性のこと。
皆がすっきりした頭で準備に取り掛かった。
緑谷は主にオールマイトとの特訓、そしてAは主に勉強。
Aは特に頭が悪かったため、爆豪にほぼつきっきりで教えてもらった。
．
そして、迎えた入試当日の８時４０分。
この日は「雄英」一般入試、実技試験が行われる日だ。
緑谷「間に合った・・・」
大きな施設も自慢の雄英高校。
その建物に入るため歩く緑谷の後ろには。
爆豪「どけデク！！」
緑谷「かっちゃん！！」
爆豪「俺の前に立つな殺すぞ。」
A「朝からほんっと元気だよね。」
緑谷「と、Aちゃん！！」
幼馴染の2人が。
Aはともかく爆豪を見て急に怯えだす緑谷。
緑谷「おっお早う、がんバ張ろうね、お互がい・・・」
爆豪「・・・・・・」
A「うん、がんばろ。」
が、そんな緑谷を機にすることなく2人は横をすっと通り過ぎていった。
緑谷(あの日以来かっちゃんは僕に何もしてこない。ビビっちゃうのコレもう癖だ・・・以前とは違うんだ！！思い出せこの１０ヶ月間を！踏み出せ・・・！！)
こうして今日、それぞれが目標(ヒーロー)への一歩を踏み出した。
．
マイク「今日は俺のライヴにようこそー！！！エヴィバディセイヘイ！！！」
「「・・・・・・」」
マイク「こいつあシヴィーーーーー！！！受験生のリスナー！実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ！！アーユーレディ！？YEAHH！！」
「「・・・・・・」」
ここは雄英高校ヒーロー科、試験説明会場。
その大きな会場で説明が行われているところだった。
緑谷「ボイスヒーロー「プレゼント・マイク」だすごい・・・！！ラジオ毎週聞いてるよ感激だなあ雄英の講習は皆プロのヒーローなんだ！」
爆豪「うるせえ。」
A「・・・・・・」
大声で説明を行っているのはボイスヒーロー「プレゼント・マイク」
そんな彼に感動しているのは緑谷くらいである。
小声でブツブツと感想を述べていた。
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キジ(プロフ) - 白丸さん» ありがとうございます・・・！！頑張ります！ (2020年4月20日 17時) (
レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
白丸 - 作者様の作品とても面白かったです！ 更新頑張ってください！ (2020年4月17日 1時) (レス) id: 80fa021f90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キジ | 作成日時：2020年4月4日 22時
