大人子供の彼女の居場所２【BORUTO】 (ページ5)

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５２．喧嘩の続きページ5

サラダ「あんたそれいつも食べてんだからたまには他のパンにしたら？」

ボルト「おれはここの焼きそばパンがハンバーガーの次に好きなんだ！これ食わねえと調子が出ねえんだよ！」

サラダ「騒ぎを起こす人の調子なんかでない方がいいんじゃない？それに私だって美味しいって聞いた以上、一度食べて見たくなったのよ。」

言葉に詰まるボルト。

なのでサラダに言うのを一旦諦めた。

ボルト「・・・つーかなんで今日はこんなに早くに売り切れるんだってばさ！おばちゃん！」

いのじん「そういえば、いつもはもっと残ってるのにね。」

おばちゃん「さっき、ぽっちゃりした子がたくさん買ってったからねえ。」

デンキ「ぽっちゃりって・・・」

皆が知るぽっちゃりした子は1人しかいない。

そしてその予想は的中する。

チョウチョウ「サラダ〜まだあ？」

そこには焼きそばパンを両手にたくさん抱えたチョウチョウがいた。

ボルト「なんだよ！チョウチョウが買い占めたのかよ！！」

いのじん「だったら、こいつに分けてもらえばいいんじゃない？」

それが一番いい案だと言えるが。

チョウチョウ「授業の後はこのくらい食べないとアチシらしさが保てないのよねえ〜」

いのじん「燃費の悪いやつ。」

おばちゃん「はいよ、ありがとね！」

サラダはなんとボルトがチョウチョウたちと話している間に最後の焼きそばパンを買っていたのだ。

ボルト「ああ！こら！待てってばさ！！」

サラダ「早い者勝ちでしょ。」

ボルト「だったらおれにも権利はあるだろ！」

サラダ「男だったら女の子に譲るでしょ普通。」

ボルト「普通の女の子だったらな！」

サラダ「どういう意味よ！」

ボルト「なんだよ！」

また言い合いが始まってしまった。

そんな2人声を聞きつけてクラスメイトが集まってきた。

ワサビ「何？また男子が何かしたの？」

「さっきの続き？」

スミレ「はわわわわわ・・・喧嘩はダメだよ・・・」

イワベエ「いや、いいんじゃねえか？おれたちもモヤモヤしてたんだ、ここで決着をつけた方がスッ
キリするってもんだろ。なあ？ボルト。」

男子も女子も戦う気バリバリだ。

委員長であるスミレだけが慌てている。