第141話 実力 ページ1
「お前らも知っての通り、こいつらは新しい末っ子共だ！・・・おれは、こいつらに2番隊を任せた」
オヤジの言葉は、瞬く間に場の空気を掻っ攫った。さっきまでとは違う熱気で、一気に騒がしくなる甲板。
「末っ子達が！？」
予想外だと言わんばかりの驚きの声
「どんだけ強ェんだろう」
実力を予想して興奮した声
「あんなガキに任せて大丈夫なのか」
明らかにケンカ売ってる声
他にも色々入り混じっててんやわんや。いやあ、愉快愉快。
してやったり、と心の中の悪戯小僧が顔を覗かせて、隣のエースと小さく笑い合う。
「中にはこいつらに任せるのが心配な奴も居るだろう・・・だがな」
ここで一旦言葉を切り、少しの間を取ってからもう一度口を開いた
「こいつらは、舐めてかかると痛い目に遭うぞ」
ニヤリと、どこか面白がるように笑った。
またザワザワしたが今回はすぐに静まった
「お前らもその一人の内に入ってるしなァ」
オヤジの視線を辿って見ると うちらがさっきまで居た場所だった
「まったくだよい」
ため息を吐き、どこか呆れたようなマルコ
「完全に舐めてたよね、僕達」
「たかがガキと思ってたら・・・なァ？」
「痛い目見たな、あれは」
「手加減したらこっちがやられそうだった」
そんな不死鳥の言葉に、ハルタ、サッチ、イゾウ、ビスタと続き、何も言わなかったジョズでさえ、何度か頷いていた。
船長のオヤジ
オヤジに継ぐ実力No.2のマルコ
そして各隊の5人の隊長達
その人達が揃って強いと言う
この末っ子どもは一体どれほど強いのか
そんな思いが傘下全員の胸にわだかまる
・・・いや 全員というのは正しくないか
つい三ヶ月前に降伏したドーマの一団はAとエースの力を知っていた
そして あの時受けた力は 実力のたった一部なんだろうという事も分かっていた
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やっすん(プロフ) - りほりん☆さん» コメントありがとうございます！丁度折り返し地点ですね そんなふうに思って頂けて光栄です！そう言ってもらえて友人も喜ぶと思います！ (2016年1月7日 7時) (
レス) id: c0b11b67c2 (このIDを非表示/違反報告)
りほりん☆(プロフ) - 今、一から順番に読んできてます！かれこれ3時間半ほど読みふけってました笑笑めっちゃ面白いです！なんか小説の世界に引き込まれるみたいで！あと、友人さんに絵めっちゃ素敵ですね！めっちゃ可愛いですって伝えといてください！ (2016年1月6日 21時) (レス) id: 1adee9fa64 (このIDを非表示/違反報告)
やっすん(プロフ) - 恋愛系じゃないでーす 更新頑張ります (2014年6月24日 21時) (レス) id: 56f22cc695 (このIDを非表示/違反報告)
水水 - これは恋愛系ですか？更新待ってまーす(^^) (2014年6月24日 15時) (レス) id: 437e084f69 (このIDを非表示/違反報告)
やっすん(プロフ) - わっ分かりました！！頑張らせていただきますっ！！ (2014年6月24日 4時) (レス) id: 56f22cc695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やっすん | 作成日時：2014年6月4日 10時
