黒川家次女

我儘娘 ページ4

「んﾞんﾞｯ···！！


寝みぃ」



女らしさの欠けらも無い声を出して起きるA



「そういえば今日から、帝丹高校か····」




だる〜



と、まだ重い瞼を擦りながら、立ち上がる





床には昨日飲みすぎて潰れている、大人達が







「飲み過ぎだっつーのw」





Aは男たちの間を縫って制服に着替えに行く






「帝丹高校の制服って、思ってたよりダサいわね···」




なんて悪態をつきながらも、制服に着替える。



着替え終わる頃には、部屋の外が騒がしくなっていた





「ねぇ〜、うるさいんだけどぉ」




新しい制服に着替え、大人に見せがてら、部屋を出ると、先程までうるさかった大人達は一気に静かになり、Aを見つめる





「どぉ〜？ウチ可愛くない？」



竜胆「すげーかわi「めっちゃ似合ってるぞ」ｯﾁク ソヤ ク中」


三途に遮られ怒りMAXの竜胆と、勝ち誇った顔を見せる三途




「あー朝から、ウゼェウゼェ(笑)


りんど〜今日学校まで送ってって〜」



竜胆「！

応、任せろ」



三途「送り迎えなら俺が···」




「春ちゃんには頼んでねぇ〜し


ン〜、なら帰り迎えに来てよ〜。春ちゃんならウチの為にすぐ仕事終わらせてくれよね？」





ニコニコと微笑むと三途は、任せろ！！と早々と仕事へ向かっていった






蘭「相変わらずアイツらの扱い上手いな(笑)」






「でしょ〜？」






竜胆「A〜準備できたぞ〜」





「今行く〜！！」





行ってきます蘭ちゃん！！と手を振ると蘭は可愛い弟と、可愛い妹分が並んで歩く後ろ姿を微笑ましく見守っていた

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