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次の日、蘭はAに朝早くから起こされていた。
何時もなら無いはずの感覚にむず痒さを覚える蘭。
『ねぇ〜、蘭！髪切りたい！！』
昨日の兄の不幸を知った次の日とは思えないほどに、ケロッとしていた
蘭「また今度な．．．俺眠い」
『蘭の眠気なんて知らねぇよ。
俺は髪を切りたいって言ってんだから、連れてけ。』
兄さながらの暴君っぷりに、流石の蘭も苦笑
蘭「りんどー！！」
ベッドに寝転がりながら、蘭は弟を呼ぶと既に起きていた竜胆が顔を出す
竜胆「何〜？兄貴」
蘭「ちょっと、こいつ美容院連れてって。」
竜胆「えー、兄貴が頼まれた事だろ」
『竜胆でも、蘭でもどっちでもいいから連れてけ〜』
ソファに座り、ガキ大将のごとく足を組むAに、人に物を頼む態度なのか？と2人は思うが、なんせ兄があの人だ。
いい所と共に悪いところも受け継いでいても不思議じゃない。
竜胆「はぁぁぁぁ．．．．．．．。」
竜胆はクソデカため息をつくと
竜胆「今は時間的に空いてないから、昼からな。
後朝飯作ったから、兄貴もAも早く顔洗って、リビング来てよ」
と一言言って出ていく
『やった〜』
蘭「ほら、さっさと顔洗ってこいよ。」
『起きてなかったら、足蹴りかます』
蘭「それは勘弁」
Aは伸びきった髪を後ろで縛りながら、部屋を出ていく。
蘭もそろそろ起きるかと、ベッドから立ち上がった
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海獣(プロフ) - めっちゃ面白いです！最初からキャラとの出会い方も最高ですし！これからも更新頑張ってください! (2022年7月10日 4時) (
レス) id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
夜☽ - 更新待ってます‼めちゃめちゃ面白いです‼ (2022年7月9日 11時) (レス) @page7 id: 3cb0863b99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lavca | 作成日時：2022年6月23日 12時
