0.1%の恋 SECOND【os】 (ページ18)

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体育祭の余韻ページ18

翔 side

ー体育祭翌日保健室ー

俺は昨日あったバスケの試合の事についてにのと一緒に保健室に来ていた
相葉ちゃんは『応援するよー！』って言ってくれたけど忙しくて見れなかったんだって

和「それでね？翔ちゃんが1本ゴール決めたんだよね？」

翔「…うん」

俺は大野先生に自分のシュートを無表情で見られた事がすごい悲しかった

雅「えーっ！！翔ちゃんすごいじゃん！！」

和「ですよね！？」

俺の周りで『すごい』とは言ってくれるけど全然嬉しくない

和「……どうしたんですか？嬉しくないんですか？」

翔「ありがたいけど、嬉しくない」

雅「そっか。大ちゃんに無表情で見られたもんね♪」

和「そこ音符付けて言うところですか」

翔「本当は……ホントはッ…ｸﾞｽｯ…『お前、やったな』…って、言って…ｸﾞｽｯ…欲しかった……」

俺は涙が止まらなかった
大好きな人に無表情で見られた事がこんなに悲しいなんて考えたこと無かった

だからより辛かった

和「大丈夫ですって。またいつかチャンスがありますよ」

雅「そうだよ？大ちゃんだって人間だもの」

こうして俺を2人が慰めてくれた

«0.1% in love» summer season～fin～