第9話 萌緩ちゃん ページ12
Asied
新学期から二日後の昼休み………
(どうしよう…!全っ然友達ができな
い……!)
クラスの子たちはもうグループを作って
給食食べてるのに……(-_-;)
(後ろの人に話しかけたいけど……)
ちらっと後ろを見ると、瑠璃色の瞳と
バッチリ目が合った。
「なに?目が合うなんてキモいわね……」
「なっ…!?」
落ち着けわたし……!
相手は初対面で舌打ちしてくるような子
なんだからっ!
『城田 萌緩です。1年間よろしくね』
そう言って笑った萌緩ちゃんは、誰がど
う見たって『完璧』だった。
まるでお兄ちゃんみたい。
そう思った。
勉強も、スポーツもできるて、尚かつフ
レンドリー………
(なのに、私といる時だけテンション
ちょー低いのなんでなの……)
でも、話してみたらいい子かもしれない
し!
「も、萌緩ちゃんっ!一緒に給食食べ
な…」
「………」
どうしよう、不愉快そうな目で見られて
る…(^_^;)
なんで??
あ、急に名前で呼んだから?
それが嫌だったの?
「…じゃなくてっ!し、城田さん、一緒に
給食食べない?」
「………」
えっ!?なんで今度は睨まれてるの!?
名前で呼んじゃったのは関係ないの!?
萌緩ちゃんってなに考えてるのかわから
ない……
………………わからないっ!!
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あやちろる - 更新、がんばって!応援してる! (2021年4月25日 11時) (レス) id: 978cd0f755 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー!! - こ、更新頑張ってください☆ (2021年4月19日 19時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふうま | 作成日時:2021年4月18日 21時