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美波と井上さんはすぐに二人の世界になってしまい蚊帳の外な中村さんと私。
「瑞稀と夏川さん、いつのまにこんなに仲良くなってたんだね」
『明日も一緒に回るみたいです』
明日のことをほのめかしてみるけど、中村さんは「そうなんだ」だけ。
受け身になってちゃダメか……
と思っていたら
「俺らも一緒に回る?」
『えっ!』
「…ダメだった?」
『ダメじゃないです!回りたいです!』
「…ほんとは、Aちゃんから誘ってくれるの待ってたんだけど〜」
『今誘おうと思ってました…』
「ほんと?じゃあ待ってればよかった」
『でも、誘ってもらえてすごく嬉しいです!楽しみにしてますね!』
「後でAちゃんのとこも見に行くから」
『お待ちしてます!』
「…嶺亜たちだって、仲良いじゃんね」
「…たしかに」
なんていう会話を美波たちがしていたことは私たちには聞こえていなかった
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作者名:なるせ。 | 作成日時:2022年7月30日 18時