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8. ページ10
．・．・．・
「どうぞ…汚いけど……」
早速成瀬先生の家に行く準備をしに家に戻った
家には殆ど物はなく場所を取っているのはベッドと机と本棚くらい
成瀬「相変わらず本好きなんですね」
「はい……」
成瀬「なに持ってきますか？全部でもいいですけど、手伝います」
「少し本とあとは学校のものと衣類くらいで…」
成瀬先生は手伝ってくれそのお陰か早く終わりそう
あとは本だけだ
「あっ……」
成瀬「すみません…」
落ちた本をとろうとして手が重なる
月９的になっちゃった！！
やばい…！
この時どうすれば正解なの……
成瀬「A…？」
そして私はその手を握ってしまった
もう離れてほしくないと願い…
「私…先生のことまだ好きです、ずっと好きなのは成瀬先生だけなんです…」
成瀬「………」
「私みたいな子供相手にもならないけど…私先生のことが本当に＿」
成瀬「ありがとう」
私が言い終わる前に優しい手が頭にのった
こうすれば私がなにも言えなくなるのをわかってる
「困らせてごめんなさい…」
成瀬「いえ、車に準備できた荷物積みますね」
あぁ、だめだめ…
好きなのに何で困らせちゃうんだろ…
落ちた本は持っていくはずじゃなかったけどせっかくだし持って行こ
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作者名：成サ | 作成日時：2017年9月1日 21時
