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19. ページ21
大野side
．・．・．・
成瀬「久しぶりですね」
大野「覚えていてくれたんですね」
成瀬「もちろん、大野くんは僕と似ているとか言われてましたし」
微笑しながら言う
この顔の成瀬はたいがい怒っているときだ
また大野もいつもより笑みを深めていた
成瀬「さっき声だしてたけど、大丈夫？」
大野「あぁ、なんか……」
正直言うべきか…
どうしようかなぁ、言葉だけだと俺は負ける
ん〜、成瀬さんを追い詰めることはできないけど焦らすことと少しの情報を手にいれることならできるか
“あの弁護士を探れ”
親父から言われたことを思い出した
分かってるって
俺は記憶のなかで親父に返事をした
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作者名：成サ | 作成日時：2017年9月1日 21時
