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〜 Matsumura Hokuto side 〜
SixTONES
それが俺らのグループ名
【原石】
そんな意味が込められた名前
俺たちが原石を必要とする体だから
Aは、何年も探し続けていた末にやっと見つけた俺たち6人の核だ
この世界は簡単に分類すると、
“ 能力 “を分け与える者、分け与えられる者。この2つに分割される。
分け与える者をジュエリー。分け与えられる者をアクセサリーと呼ぶ。
さらに細かく言えば、その能力に対して自覚症状があるかないか。
また、能力を扱えるか扱えないか。
こうしてどんどんふるいにかけられ、最終的に完璧に扱える人口はかなり少ない。
そして今現在、能力を分け与えられる側、いわば恩恵を受けて初めて能力が100%発揮出来るアクセサリーの人口よりも、分け与える元になるジュエリーの人口の方が圧倒的に少ない。
よって、必然的にジュエリーの奪い合いが起こる。
俺たちが所属する事務所は、能力を扱える人間を集めた日本基地で、グループによってはメンバーの中にジュエリーを既に含め活動しているところは多い。
ただ誰がジュエリーで、誰がアクセサリーなのか絶対に公言してはならない。永遠の結びを交わしていたなら、少しは安全にはなるがそれも完全とは言えない。
人は生まれ持って運命というものがある。
俺たち6人は同じ運命の渦に自ら望んで飛び込んだ。
幼少期に『仮に』で組まれたこの面子を俺は愛してやまないのだ。
国の秘密を守るトップの組織、ジャニーズ事務所。
幼い頃から様々な訓練を積み、秘密を守り、盗み、戦うのだ。
事務所に入るにはまずオーディションがある。ジュエリーを受け入れられ、守れる器であるか、また1個人として能力が備わっているか。
そして、大人になる前に成長も飲み込みも早かった俺たちは、ジュエリーさえ見つかればすぐに前線に出て活躍できると言われ、それを俺達もなんの疑いもなく信じていた。
前線に出て勲功を立てることが何よりも喜ばしく、俺たちの栄誉だから。そう教えられてきた。
だけど、何年かかっただろう。そこから待てど暮らせど、どれだけ探しても見つからなかった。
毎日身を捩りながら、訓練の合間に情報をかき集め、やっと俺たちと歳の近い日本人の女の子だということが分かった。
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くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います！続きお待ちしてました！ (12月29日 14時) (
レス) @page21 id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - めっちゃ面白いです!続き待ってます！!頑張ってください！ (8月9日 16時) (レス) id: d431eeff82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Merry | 作成日時：2023年5月4日 21時
