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慎太郎の陽だまりみたいな笑顔と、太陽みたいに暖かくて私の頭をすっぽり隠すくらいの大きな手に少し酔いしれてると、
ザワザワする声にふと我に返る
大「…初めてじゃない？」
優「接近戦でこれはもう言うことなしでしょ」
ジェ「俺やっぱ腕相撲いーや、今の樹ちょーこえーし笑」
振り返るとそこには、樹がほくとの上に跨り
樹の手は銃の形に変わり、ほくとの額にぴたりと触れていた
ほくとの真っ黒な瞳と樹の青い瞳の視線が絡み合う
樹「バン」
北「…初めて負けたんだけど」
樹「初めて勝ったわ」
ほくとは肩で息をしながら床にころがった状態で降参ポーズをしてるのに対し、
樹は1ミリも息を乱すことなくニヤニヤしながら、
こっちに…うわ、向かってきてる
樹「ど？カッコよかった？」
なんておちゃらけた揶揄うように言うけど
『っじゅりぃ、』
私はもうずっと体が寂しくてゾワゾワして、体の奥が疼いて仕方ない
あ、樹に抱きつくと少しマシ…落ち着く…
戦ってすらないのに、なぜか樹より私の方が息を荒らげてて
思わず抱きついてしまい
ごめんなさい、と恥ずかしくなって小さく謝ると
じゅりは硬直したあとすぐに、
「あ゛ーーー」といいながら、頭をガシガシかいた
樹「その噂もほんとなのかよ…」
と顔を少し顔を赤くした
その瞬間のみんなのなんとも言えない
期待を含んだような
高揚感を抑えるような
そんな表情は忘れられない
パチリと目が合うと、樹の眼の色は元に戻っていて
綺麗な少し茶色の水分を多く含んだ潤んだ瞳をしていたけど、
この時ばかりは樹の目は、さっきまでの樹ではなくて
完全に獲物を見る獣の目になっていた
チラリと唇を舐める赤い舌から目が離せない
樹「俺の部屋おいで」
北慎優ジェ大「「「「おい！！！！」」」」
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くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います！続きお待ちしてました！ (12月29日 14時) (
レス) @page21 id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - めっちゃ面白いです!続き待ってます！!頑張ってください！ (8月9日 16時) (レス) id: d431eeff82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Merry | 作成日時：2023年5月4日 21時
