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その時生まれて初めての感情が湧き上がる
ごめん、おばあちゃん
約束したこと破っちゃった
強く目をつぶるが、太くてゴツく黒い汚い指で無理やり瞼を持ち上げられ
ニヤリと薄気味悪い笑顔で私を凝視する男の姿を、嫌でも見せつけられる
「……っはは、なるほどなこりゃみんなが血眼で探すわけだ」
「サファイアの眼を持つ女。別名生きたサフィルス。」
サファイア？
生きた、さ、さふぃるす、？
なんの話しをしてるの…
「眼が宝石とは…」
「くり抜きゃいいじゃねぇか」
「生きたままじゃねぇとこの眼は見れねぇよ、感情が関与してんだから」
「ちっ、どこまでもめんどくせぇ女だな」
「売り渡す前にここでまわすか」
「こんな高値がつく女俺らじゃ一生手が届かねぇもんな」
「賛成」
生き 地 獄のような会話を耳にした次の瞬間、
複数の手で更に力強く押さえつけられる
『ん゛ん゛ん゛ん゛ーーー！！！！！』
私の声も涙も何も聞こえていないかのように
見えていないかのように
全てを無視して
ビリビリにナイフで破かれていく服
露 わになる 肌 に息を飲む音が聞こえる
気持ち悪い気持ち悪い
そんな目でそんな手で
私を見ないで触らないで
誰か_________
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くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います！続きお待ちしてました！ (12月29日 14時) (
レス) @page21 id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - めっちゃ面白いです!続き待ってます！!頑張ってください！ (8月9日 16時) (レス) id: d431eeff82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Merry | 作成日時：2023年5月4日 21時
