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その後、ハーマイオニーたちからどうなったのか話を聞くと、ハリーたちは9と3/4番線に何故か入れなくなり、空飛ぶ車できたら暴れ柳にぶつかったりと散々な目に遭ってたらしい。
2年生に入って早々トラブルに巻き込まれるって…ある意味すごい……。
数日後、珍しくマルフォイが昼休みに用事があるって言ってどこかに行ってしまったから、私は1人でぶらぶら歩いている。
「暇だなぁ……一年のときもこんなことあって中庭に行ったらお姉ちゃんがいたんだよね。
もしかしたらまたいるかもしれない！よし行こう！」
中庭に着くとなんと、マルフォイがいた。
これからは人を探す時は中庭に行くことにしよう。うん。
マルフォイの他にハリーもいたけど、なんか揉めてるように見えるから今あそこやばいんだろうな…。
…てかマルフォイと、その後ろに立ってるスリザリンの上級生たちが同じ格好に黒っぽい箒を持ってるけど…
ハリーたちの方も色違いを着てる。
……もしかして、クディッチの服？！
ハリーは一年生の時にクディッチの試合に居たから知ってたけど…マルフォイもクディッチに入ってたなんて、一体いつから…？
なんて色々考えていたら、シアーラお姉ちゃんとハーマイオニーとロンがあの揉めている中に入っていくのが見えた。
私って結構知らないところでみんなに置いてかれてたんだなって一年の最後に気づいたんだよね…。
2年生からはちゃんとみんなに置いてかれないようにするって決めた。だから私は慌ててハーマイオニーたちのところに駆け寄った。
マルフォイは新しいシーカーに選ばれたらしい。
マルフォイのお父さんがメンバーの分、最新型のニンバス2001をくださったと、どこかの親と違って父上は良いものが買えるからね、など嫌な言い方で自慢していた。
ﾊｰ「でもグリフィンドールの選手はお金じゃなくて、才能で選ばれているわ。」
ハーマイオニーはそんなマルフォイにさらに嫌味で返した。
マルフォイは眉間に皺を寄せ、ハーマイオニーに近づいた。
ﾄﾞﾗ「お前の意見なんか聞いていない。
この…穢れた血め。」
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作者名：N2 | 作成日時：2023年4月7日 21時
