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それから長い夏休みが終わり、私たちは2年生になった。
夏休みの間もマルフォイとたまに文通をしていた。
そして一年の最後にハリーが例のあの人と戦ったと聞いて、少し焦りを感じ始め魔法の練習をした。
シアーラお姉ちゃんもグリフィンドール生だから、いつかハリーたちと一緒に例のあの人に立ち向かっていくのかもしれない…。
その時は私も力になりたい。せめてお姉ちゃんを守れるくらい…。
そう思って、一年に習った魔法を復習して自分なりに上手く使えるように特訓をした。
箒に乗るのも苦手だったからママに教えてもらいながら練習をした。
自分で言っちゃうのもあれだけどなかなか有意義な長期休暇にできたと思う。
そして始業式と新入生を迎えるため、今マルフォイと大広間に向かっている。
「ふっふっふっ…今まではマルフォイにバカにされてばっかりだったけど僕はこの休みの間に一回りも二回りも成長した…！」
ﾄﾞﾗ「なんだ、突然。」
「一年の時は魔法を使う授業はボロボロだったけど、夏休み中特訓したからすごく自信ある。」
ﾄﾞﾗ「ふぅん……箒は乗れるようになったのか？」
「ふふん、舐めないでよ。マルフォイほどじゃないけど普通の人並には乗れるようになった！」
ﾄﾞﾗ「ふっ、まだまだだな。」
「せめて頑張りを誉めてほしいな…」
大広間に着くとハーマイオニーとシアーラお姉ちゃんがいた。
…あれ？もうすぐ始まるのにハリーとロンがいない？
不思議に思い、話しかけに行った。
「ハーマイオニー、お姉ちゃん！」
ﾊｰ「A！久しぶりね。」
「うん、久しぶり！」
ｼｱ「Aどうしたの？マルフォイといたのに、わざわざこっちに来て…」
「い、いいから…！//
えっと、もうすぐ式が始まるのにハリーとロンの姿が見えないなぁって思って」
ﾊｰ「Aも見てないのね…。あの2人一体何してるの？また変なことに巻き込まれたのかしら…。」
ﾄﾞﾗ「A、こんなやつらほっとけ。式が始まる。」
「あ、うん。ごめんね、それじゃあ。」
その時シアーラお姉ちゃんが少しニヤニヤしていたが気づかないふりをした。
そして式が始まり、新入生が入場し、無事に組み分けられた。
その後ダンブルドア校長が挨拶をし、パーティーが始まったが結局その日はハリーとロンの姿は見なかった。
まさか本当にハーマイオニーの言った通り変なことに巻き込まれてたりして…
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作者名：N2 | 作成日時：2023年4月7日 21時
