あの双子の弟のことが好きだなんて認めない！【ドラコ・マルフォイ】 (ページ43)

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ホグワーツに戻り、変わらず学校生活を送っている。

ちなみにシアーラお姉ちゃんはあの時、汽車の中でハーマイオニーに全てを話したらしい。

ハーマイオニーは「マルフォイに取られるなんて気に食わないけど、応援するわ」と言ってくれた。

それから、しばらく経ち学年末試験も無事終わり、もうすぐ一年生が終わる。

今夜、今年の優秀だった寮が発表されるらしい。

「どこの寮が優勝するのかなぁ。」

ﾄﾞﾗ「スリザリンさ。」

「相変わらず自信満々だね。」

ﾄﾞﾗ「当たり前じゃないか、それ以外考えられない。」

そして、夜になり、大広間に向かうとスリザリンの飾り付けがされていた。

「これって本当にスリザリンが優勝ってこと…？」

ﾄﾞﾗ「ほらな、言っただろ。」

そして一年生がみんな大広間に集まると、ダンブルドア校長が前に立ち、話始めた。

ﾀﾞ「ｺﾞﾎﾝ…それでは寮の成績発表をする」

ダンブルドア校長は4位から発表し始め、2位はグリフィンドール、そして優勝はスリザリンとなった。

グリフィンドール生たちはすごく落ち込んでいたけれど、私は嬉しかったのでみんなと喜んでいた。

ダンブルドア先生がグリフィンドールに加点するまでは。

ﾀﾞ「ただ最近の出来事も勘定に入れねばのぅ…」

と言い、ハリー、ロン、ハーマイオニーに50点ずつ加点し、スリザリンと並んだ。

さらにネビルにも10点加点され、それによりスリザリンは2位に落ちた。

グリフィンドールから、わっと歓声がわき、スリザリンは静かになった。

飾り付けもグリフィンドールのものに変わり、そのままパーティーが始まった。

多分…ダンブルドア先生がグリフィンドールへのサプライズとしてやったことなんだろうなぁ…。

私もグリフィンドールのことが好きだから他の子ほど落ち込まなかったけどやっぱり、私もスリザリン生だから期待を裏切られた感じがすごくて何とも言えない気持ちになった。

てかハリーたちはいつのまにそんなすごいことしてたんだ…。全然知らなかった…。

マルフォイはすごくイライラしていたから、さらにハリーたちのことが嫌いになっちゃったんだろうな…。

一年生の最後はスリザリンにとって最悪な最後となった。