あの双子の弟のことが好きだなんて認めない！【ドラコ・マルフォイ】 (ページ35)

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汽車に乗り、空いてるコンパートメントにハーマイオニーたちと入った。

「空いてるコンパートメントがあって良かったね。」

ｼｱ「そうね。」

ﾊｰ「ずっと思っていたのだけどあなたたちって本当に仲がいいわね。性別が違っても双子ならそんなものなのかしら？

それにAって、誤魔化してるけどよく一人称間違えるわよね。それに失礼だと思うけど…言動が男の子らしくない気がするの。」

私とシアーラお姉ちゃんは同時にお互いの顔を見た。

ハーマイオニーって頭良いもんね…いつかは怪しまれると思ってた。

私はお姉ちゃんに「どうしよう」と言うように見てたら、口パクで

ｼｱ「ハーマイオニーなら女の子だし大丈夫じゃない？」

たしかにと思ったから本当のことを言うことにした。

「実は……」

ﾊｰ「Aは本当は女の子だったのね！だから、一人称をよく間違えたり言動が男の子っぽくないのね。」

ｼｱ「あのね、ハーマイオニー…このことはハリーとか他の子には…」

ﾊｰ「もちろん言いふらしたりしないわよ。Aは理由があって女の子ってことを隠してるんでしょう？

でも男子寮にいるとバレそうなのに…どうやって今まで女の子だってバレなかったの？」

「えっとそれはこのネックレスのおかげなの。」

そう言ってネックレスを取ると短かかった髪が背中までになり、ハーマイオニーはびっくりしていた。

ﾊｰ「Aってそんなに髪が長かったの？それにすごいわね、そのネックレス…！そんなに長い髪を短くできるなんて！」

「説明するの難しいけど…短く見えたり感じてただけで髪はずっと長かったの。」

ﾊｰ「そうなの？本当にすごいわね…また見たいわ！ねえ、良かったらもう一度そのネックレスつけてくれない？」

「うーーん…申し訳ないけどハーマイオニーはもう私が女の子だって知っちゃったからこのネックレスをつけても男の姿は見れないよ。
そういう呪いなんだ。」

ﾊｰ「そうなの…。でもAってやっぱりシアーラそっくり…可愛いらしい顔をしているわ！」

「お、お姉ちゃんに似てるって…！嬉しい…！」

ｼｱ「そりゃ双子だからね、当然よ！…でもそれって私も可愛いってこと…？？」

ハーマイオニーは急に私たちの容姿褒め始め、私たちは照れた。

ﾊｰ「当たり前じゃない！双子揃って顔が良いだなんて羨ましいわよ。」

ハーマイオニーは人を褒めるの上手いなぁ…。