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調合している間、マルフォイはスネイプ先生に聞こえないように小声で話しかけてきた。
ﾄﾞﾗ「お前、さっき何であんなことを言ったんだ…！」
「さっき…？あ、えっとあれは……ハーマイオニーがずっと手を挙げているのに無視されているのが嫌だったから…。」
同じく小声で答えた。
ﾄﾞﾗ「はぁ…あんなやつほっとけばいいだろ。お前スリザリンのやつらに嫌われるぞ。」
「え…マルフォイも僕のこと嫌いになっちゃう…？」
ﾄﾞﾗ「な、なんで僕なんだ！」
「だってスリザリン生で仲良い子なんて君くらいしかいないだもん…。」
そう言うとマルフォイは一瞬動きが止まった。
「マルフォイ？」
ﾄﾞﾗ「っ、なんでもない！
……Aには友達が僕しかいないなんて寂しいやつだな。
仕方がないからこれからも僕が仲良くしてやろう。」
「"これからも"…！嬉しい！ありがとう…！」
ﾄﾞﾗ「ふんっ…//」
なんかマルフォイって照れ屋さんだよね。
そしてなんとかおできを治す薬を作り、スネイプ先生も少し褒めてくださった。
無事授業が終わった後
「マルフォイと組んでなかったら魔法薬絶対完成させれなかったよ…。マルフォイはなんでもできてすごいなぁ。」
ﾄﾞﾗ「当然だろ。逆にお前は出来なさすぎる。途中生きた心地がしなかったよ。」
「うっ…たしかに何回かやらかしかけたけど、その度にマルフォイが気づいてカバーしてくれたから、えっと…結果オーライだよ！」←
ﾄﾞﾗ「もしペアが僕じゃなかったら君のミスを誰もカバーできず、今頃マダム・ポンフリーの世話になってたかもな。」
「ひぇ……僕のミスをカバーしてくださりありがとうございました…。」
ﾄﾞﾗ「ふっ」
マルフォイはすごく満足そうに鼻を鳴らした。
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作者名：N2 | 作成日時：2023年4月7日 21時
