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さて、ここで一つ問題が出た。
どうやって男子寮で女子の私が過ごすか。
マルフォイの他にルームメアは3人いた。
マルフォイだけだったらなんとかなるかな…と思っていたが流石に男子4人とこれから同じ部屋で生活するとなると気を抜いたらバレてしまうかもしれない。
ホグワーツの先生方にはパパ達が万が一のためにって事情を話してくれたから、私が女だということは知ってるはずだけど…
部屋を分けたりするのはさすがに難しかったんだろうな。
……うーーん、まあ、何とかなるよね！
何事も前向きに考えないとやっていけないよ多分…！
頑張れ！と心の中で自分を鼓舞し、その日はルームメイトに挨拶して各自眠りについた。
次の日
⁇「ーーきろ！」
何かに起こされてるような声が遠くから聞こえる…
「うーん……もうちょい寝かせて……」
ﾄﾞﾗ「さっさと起きろ！！」ｶﾞﾊﾞｯ
「ぅわっ！」
急に掛け布団をはがされ、大きな声で起こされて私は飛び起きた。
ﾄﾞﾗ「さっさと着替えろ。朝食に遅れる。」
「ご、ごめん！すぐに着替える！」
首が締まらないか怖かったけどネックレスつけたまま寝てて良かった。
朝に弱くて起きるのが遅いからバレるとこだった…。
起こしてくれたことにお礼を言いながら、女ってことがバレないようにルームメイトに見えないところですぐに着替えマルフォイと大広間に向かった。
朝食を取りながらマルフォイと話していた。
「そういえば今日から授業だよね。たしか…変身術？とか防衛術…？とか…。
あ、あと魔法薬学も！これはたしかグリフィンドールと合同授業だったよね。」
ﾄﾞﾗ「ふん、あいつらと一緒か。」
不愉快そうに言った。
すごくグリフィンドールのこと…特にハリーたちのことが嫌いなんだなぁ…。
「授業についていけるか不安だけど、ちょっと楽しみだなぁ。特にグリフィンドールとの合同……」
特にグリフィンドールとの合同授業がって言おうとした瞬間になんかすごいマルフォイが不機嫌な顔になったし、ちょっと睨んできてるし…。
「や、やっぱ何でもない！は、早く食べて最初の授業の教室に行こう！遅刻しちゃうよ〜！」
これ以上機嫌を損ねたらいけないと思って話を逸らしたが、さらに睨まれた。
ﾄﾞﾗ「誰のせいで朝食取るのが遅れたと思ってるんだ。」
「うぐ…」
はい…私のせいです…ごめんなさい。←
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作者名：N2 | 作成日時：2023年4月7日 21時
