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⁇「その呪文、間違ってないの？」
女の子は怪訝そうに首を傾げた。
それから女の子はマグルから生まれたことや、簡単な呪文を練習したこと、教科書を全部暗記したことを一気に言った。
すごすぎて私たちは唖然としていた。
ﾊｰ「私、ハーマイオニー・グレンジャーよ。あなた方は？」
ﾛ「僕、ロン・ウィーズリー…」
ｼｱ「シアーラ・ルイスよ」
「僕はA・ルイス」
ﾊ「ハリー・ポッター」
ﾊｰ「ほんとに？私、あなたのこと全部知ってるわ。参考書を2、3冊読んだの。
あなたのこと『近代魔法史』『黒魔術の栄枯盛衰』『二十世紀の魔法大事件』なんかに出ているわ」
ﾊ「僕が？」
ハリーが呆然としたように言うと、
ﾊｰ「まあ、知らなかったの？私があなただったら、できるだけ全部調べるけど。あなたたち、どの寮に入るか分かってる？
私、色んな人に聞いてみたけど、グリフィンドールに入りたいわ。一番いいみたい。レイブンクローも悪くないかもね…。
とにかく、もう行くわ。ネビルのヒキガエルを探さなきゃ。あともうすぐ着くはずだから着替えた方がいいわ。」
また一気にそう言うとさっさと行ってしまった。
ﾛ「どの寮でもいいけど、あの子のいないとこがいいな」
そしてまた私たちは喋り始めた。
話していくうちにハリーはあまり魔法界について知らないということが分かり、ロンはすごく驚いていた。
そしてロンが色々詳しく説明しているところに、またコンパートメントのドアが開いた。
⁇「ほんとかい？このコンパートメントにハリー・ポッターがいるって、汽車の中じゃその話でもちきりなんだけど。
それじゃ、君なのか？」
見たら、3人の男の子だった。
両脇に立っている子がとてもがっしりしている。
真ん中に立っている細身の男の子を見て、私はびっくりした。
「あの時の男の子だ…」
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作者名：N2 | 作成日時：2023年4月7日 21時
