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黒尾 side
澤村や烏野の奴らと話していると
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…と俺の携帯が鳴った。
｢はい……、はい…ｯ！！！！
で、Aは？！
はい……分かりました、ありがとうございます｣
ピッ
菅原｢Aがどうしたんだよ！！｣
｢この記事のことを猫又監督と話していたらしい…｣
全員｢！！！！！！！！！！｣
日向｢じゃあ、Aこの事知ったんですか！！
影山！！行かないと！！｣
月島｢はぁ……待ちなよ。｣
日向｢なんだよ月島！！！！！お前はAが心配じゃないのか！？｣
月島｢心配に決まってるでしょ、でも…｣
と、研磨と木兎の顔をみる月島。
それにつられてみんなも2人の顔をみる。
｢………………ｯ！！！！｣
2人は少し俯いていたが、その目から
その表情から伝わってきたのは
今までにないほどの怒りだった。
｢……わりぃ、ちょっとAのとこオレらで行ってくるわ
澤村、わりぃな｣
澤村｢いや……、Aの事頼む。｣
｢おぅ｣
そう言いきっとAが行くであろう体育館に3人で足を運んだ。
____________________________
山口｢つ、つっきー？大丈夫？｣
月島｢僕だって行きたい……Aのところ
でも、今はあの人たちに任せるしかない｣
日向｢わりぃ、｣
____________________________
体育館につくとボールが床や壁に激しく当たる
音が鳴り響いてた。
研磨｢……Aｯ｣
そこには泣きながら思いっきり
ボールを打つAがいた。
木兎｢…………泣いてるのに、
なんでこんなに綺麗なんだろうな。｣
涙を流しながらボールを打つAはとても綺麗だった。
でもさすがにもう見てられねぇ。
俺らが入ってきたことにも気づかないくらい
バレーに入り込みやがって……
パッとAの腕を掴んだ。
｢……もうやめろ。｣
研磨と木兎は先程の怒りの表情ではなく、
あくまでもいつもと同じように、優しい顔で
Aに話しかけた。
ｷﾞｭｯ
｢泣きたい時は泣いちまえ、見ないでおいてやるから｣
そう言うとAは
おれの胸の中で子供のように泣きじゃくった。
____________________________
どのくらい時間がたっただろうか。
泣きながら崩れるように俺に抱かれてるAを
研磨と木兎は座りながらポンポンとAの背中をさすっていた
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honoca0322(プロフ) - めちゃくちゃ好きです🥰続きとても気になりました！更新大変だと思いますが頑張って下さい！ (2022年7月1日 12時) (
レス) @page46 id: 4dca9ed3fd (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - innoさん» ありがとうございます♪少しずつになりますが更新していきますねっ！ (2020年6月2日 23時) (レス) id: e7e6ffd6e3 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 面白すぎる!!更新大変ですが頑張ってください。このあとの展開が楽しみすぎます (2020年6月1日 18時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華 | 作成日時：2020年5月30日 13時
