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A side
な、なにこれ……。
そこには信じたくない言葉が書かれていた。
退任、新監督に、新誠鳳。
烏養｢……A、大丈夫か？｣
猫又｢やはり知らんかったか。｣
｢はい…………ココ最近は全く連絡戻ってなかったので。｣
猫又｢何があったかはさっき烏養からだいたい聞いた。わしもさっきこの記事を見たんだが……
こいつらが来週の長期合宿の3日目にくる。｣
｢……………………はい？｣
時が止まったように感じた。
猫又｢練習場所が取れなかったからと1面貸してくれと言われて承諾したんだ。｣
烏養｢すまん……知ってれば断ってt｢いいえ、断らなくて大丈夫です｣……え？｣
｢……皆さんには迷惑かけません、大丈夫です
……失礼します。｣
下を向きそのまま部屋を出た。
烏養｢はぁ……。｣
猫又｢繋心よ……、｣
烏養｢はい｣
猫又｢進化のときだな、選手もAも……
このままでもいい安定を選ぶのか、
自ら未来を切り開く勇気を選ぶか｣
2人がこんな会話をしていたことも知らず
体育館に無意識にAはきた。
青葉監督が……退任…………。
私のせいか……ｯ
涙を堪え、落ちていたボールを拾った。
ボールを高くあげ力いっぱい打った。
まるで怒りをぶつけているかのように。
｢……ｯ｣
________ ｼｭｯ ﾊﾟｰｰｰﾝ
何球打っただろう……
堪えてた涙はいつの間にかボロボロと頬を伝い
汗なのか、涙なのか分からないほど泣きながら
ボールを打っていた。
｢……もう…1本……ｯ｣
ｼｭｯと高くボールを上げ助走しようとすると
ギュッときゅうに右腕を掴まれた。
黒尾｢もうやめろ……。｣
そこには黒尾さんと研磨さんと木兎さんが立っていた
｢み、みなさん……どうしたんですかｯ？｣
私は泣き顔をみられたくなくて
顔を隠し、涙を拭きながら聞いた
研磨｢こっちむいて、｣
研磨は私の頬に手を添えて無理に目線を合わせるようにした。
研磨｢……こんなに泣いてどうしたの？？｣
木兎｢せっかく久しぶりだから話に来たのに
どーしたA！！！ﾆｺ｣
黒尾｢はぁ……。まぁいいわ、A｣
はいと返事をして振り向こうとするとグイッと
掴んでいた腕を引っ張られて黒尾にギュッと
抱きしめられていた
黒尾｢泣きたい時は泣いちまえ、見ないでおいてやるから｣
糸が切れたように
｢……うわぁぁぁぁん…ううう｣
私は胸の中で泣いた。
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honoca0322(プロフ) - めちゃくちゃ好きです🥰続きとても気になりました！更新大変だと思いますが頑張って下さい！ (2022年7月1日 12時) (
レス) @page46 id: 4dca9ed3fd (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - innoさん» ありがとうございます♪少しずつになりますが更新していきますねっ！ (2020年6月2日 23時) (レス) id: e7e6ffd6e3 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 面白すぎる!!更新大変ですが頑張ってください。このあとの展開が楽しみすぎます (2020年6月1日 18時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華 | 作成日時：2020年5月30日 13時
