パティスリーISLANDへようこそ (ページ5)

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スタッフ紹介ページ5

じゃあ、次はここで働くスタッフの紹介をしようかな？

「ほら、A、このイチゴちゃっちゃと片付けてオレンジやるべ」

«彼は田中樹、通称じゅったん。
最初はどこぞのヤンキーかと思ったけど、実は可愛い性格を持ち合わせてたりもする。面倒見が良くて、みんなをまとめたりするお母さんのようだ。»

『はーい、お母さん』

田「お母さんじゃねぇーよ」

ﾋﾟﾋﾟｯ
ガチャ

「樹ーAイチゴちょーだい」

扉の開閉音がしたと思ったら、背中に感じる重量感
顔だけ後ろに向けると腰に腕を回し抱きつく綺麗な顔があった

京「イチゴ！終わってる？」

《ｷｬｰｰ！》

«京本大我、通称きょも、まぁ、なんと言ってもとても綺麗な顔立ちしてるのよね、この人。実家はお金持ちらしくて、女の私からしてみてもお姫様ポジションだと思う。たまにおかしな世界に放出してる辺り少し残念»

田「きょも、はいこれ出来てるからAから離れろー、てかしょっぴー待ってるんじゃねーの？」

京「だってここ涼しいし、Aいい匂いするし」

田「いや、焼きのブース以外エアコンの温度一緒ですけど...」

『ちょっと、きょもちゃん埋めないで！くすぐったいから笑』

京「んー」

渡【京本！早くいちご持ってこい！！】

飾りブースのなべしょからきょもちゃんを急かす大きな声がスピーカーから響き渡った

スタッフ全員インカムを付けていて、これで補充や手伝いの連絡を入れる

スイッチで中と外を切り替えて、外にすればお客さんのいるフロアに呼びかけもできるし、中にしたら全部のブース向けて話すことが出来る。

岩【うるせぇ！翔太！】

渡「え、俺が悪いの？！」

«この人は渡辺翔太、通称なべしょ、しょっぴー
何処と無く面影はシナモンに似てる。低音から高音まで歌唱王です。»

『ほらー、ひーくん怒っちゃったー』

田「顔怖っ！」

«向かいの焼きブースで、眉間にしわ寄せる彼は、
岩本照通称ひーくん、筋肉バカで今日も黒のタンクトップを着て力仕事をする彼のブースの前には女性客が大勢いる。
ゴリゴリの顔面に対して、タピオカやチョコレートが好きで、お化けや虫が苦手、そんなギャップに惹かれる人も多いようだ。»

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