パティスリーISLANDへようこそ (ページ3)

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開店準備ページ3

ガチャ

『おはよー』

「「「「おはようA／Aちゃん」」」」

『みんなおはよー』

「Good morningA目開いてないぞー？」

『おはょジェス、開いてますー！』

「ほらほら2人とも喧嘩しないの。開店準備するよ？外でお客様が待ってるんだから」

『だって阿部ちゃんジェスが虐めるんだもん』

ジ「目が開いてないAが悪いんじゃん」

『だから開いてるってば！』

「早くて動かせってお前ら」

『あ、なべしょおはよ！』

渡「はいおはよ、お前らだけだぞ何もしてないの」

『はーい...』

ジ「ほら、早く手動かせよー？」

「「「「「「ジェシー／ジェス！！！」」」」」」

ジ「...ﾔﾍﾞ」

皆に一斉に怒られて走って準備をしに行ったジェス

まだ、話してないけど、ここにはもっともっと沢山のスタッフがいる。

スタッフ紹介の前にこのお店の紹介をするね？

ここは、私のおじいちゃんが経営する
【パティスリーISLAND】

スタッフの数は私を含め16人。
おじいちゃんがいろんな所に出向いて、
「You、うちに来ちゃいなよ？」って声を掛けて集まったメンバー。

ただ単に声掛けた訳じゃなくて、技術を見込んで連れてきたんだよ？

ISLANDは普通のケーキ屋さんとちょっと違う。

なんてったって、お店の中がすごく広い。

扉を開けると左右にはガラス張りの厨房がある。

ケーキの飾り、成形、焼き作業、箱詰め、チョコレート作業、フルーツカット、の部屋があって

それ以外はお客さんからは見えない奥の部屋で作業する。

でもまぁ、作業工程ほとんどをお客さんからは丸見えの状態で行っていて、そこがお客さんからの信頼にも繋がるみたい。

スタッフ1人1人に名札とバーコードが配布されていて、日によって担当は変わるし、人手が足りなくてコロコロ人が出入りする事も多々ある。
ブースに入る時はスタッフのバーコードがないと入れない。そして、中にいるメンバーの顔写真と苗字がブース前のモニターに表示される。

左右3つづつ並ぶブースを抜けると正面にはケーキが並ぶショーケース。

そこに作ったケーキ、焼き菓子達が並ぶ

ケーキを買いに来るだけのお客さんもいれば、イートインで食べていく人、ブースの前で自分の好きなスタッフを見つけてその人の作業をずっと見ている人もいる

自分に合った楽しみ方を見つけてくれたら嬉しいな

それではパティスリーISLAND開店です！