パティスリーISLANDへようこそ (ページ13)

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イベントページ13

宮「あ、Aいらっしゃい」

『舘様！手空きで来ちゃった。タルト今焼き入ったから、もうちょっと待ってね』

宮「うん。ありがとね？」

阿「A、今度やるイベントのポスターって入り口の横でよかったんだよね？」

『うん。え…キャンピングカーのやつだよね？まだ貼ってないの？朝ジェスに頼んだのに！』

宮「ジェシー相変わらずだな笑」

『もー舘様笑い事じゃないよ！！あれだけ頼んで「わかった！」って言ったのに！』

阿「代わりに貼っておくね？」

『あ、待って！！私も手伝う！』

阿「ありがとう。」

阿部ちゃんと二人で入り口横の壁に大きなイベントポスターを張る

«イベントやるんですか？！»

阿「今回はキャンピングカー何台か使って大きくやるんだ。」

『うん！今回のイベントは大阪校の子たちがお手伝いで来てくれるから、絶対楽しいよ！』

«え！大阪校の方たち来るんですか？！絶対行きます！»

大阪校の子たちとは、大阪にあるパティスリーISLANDの育成学校の子たちのこと。

東京にもあって、今ここで働いているスタッフはじーこは大阪校卒業生。残りは東京校卒業生で
スタッフ全員先輩後輩の関係だったりする。

今回のイベントは街はずれまで来れない人のためにキャンピングカーで中心部で行うことが決まった

せっかくだからと大きくイベントを動かすことになって、人数の関係で今回は大阪校の子たちにもお手伝いで来てもらうことになった。

『ここのスタッフ全員参加だし、大阪校の子は面白いし、かわいい子いっぱいだよ！』

阿「Aは本当にこういうイベント大好きだよね笑」

『うん！だって皆と普段働いてるだけで楽しいのに、イベントだよ？！それに普段会えないお客さんとか後輩の子とも会えるんだよ？？！楽しみにきまってるじゃん！』

阿部ちゃんの手を握って腕を上下に振る

阿「わかった！わかったから、A！腕とれる！！」

『あ、ごめん笑』

«Aさんかわいいー»

田「あ、いたA」

«キャー田中さん//»

田「こんにちは。そろそろ仕込みやるべ」

『はーい、じゃあまたね？』

«はい！頑張ってください！»

阿部ちゃんたちと別れてフルーツカットのブースに戻る

田「そろそろイベントの準備はじめねぇと間に合わねぇ」

『午後の分は午前中に準備すればいいから、とりあえず午前の分だね』

その後閉店までの1時間ブース前にいる子たちに手を振り返したりして準備を始めた。