恋を知らない僕たちが夢中になったのは… (ページ27)

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きりやんside

A「きんやんくん、なにを作ります？」

きり「ん～」

何にしようかな？見たところ肉が多いよな

って、きっとぶるっくが買わせたんだろうな

A「ん～無難に野菜炒めにしちゃいます？」

きり「野菜炒めw分かった作ろうか」

袋の中に入っていた野菜を取り出し、切り始める

A「わぁ、きりやんくん切るの早い！凄い」

きり「そう？ありがとうw」

冷静にありがとうとは言ったが内心、すごく嬉しくて舞い上がっている

きり「Aさんこそ結構慣れた手つきじゃんw」

A「一人暮らしですからねw」

一瞬寂しそうな顔をしたAさん

過去に何かあったのだろうか

きん「俺も手伝おうか？」

その時、きんときが台所にやってきた

なんか２人だけの時間を邪魔されたみたいでムッとする

A「きんときくん！」

きん「お、何作ってんの？」

A「野菜炒めをw」

きん「まじ？俺野菜炒め好きなんだけどw」

A「本当ですか？良かったです！」

え？なんかきんときとAさんいい雰囲気なの？

うわ～、なんか悔しいんだけど•••

A「きりやんさん？」

きり「うぇ？」

きん「うぇってw」

うるせぇ、繰り返さなくていいだろ！

A「きんときくんも一緒だけど、大丈夫ですか？」

きり「あ、うん」

ここで否定するときんときに勘違いされそうでOKしてしまった

でも、好きって勘違いされても良いと思っている自分がいた