No.44 ページ45
黒田side
黒田「…あ？」
マジか…。
黒田「朝じゃねぇか。」
嘘だろ？と微笑する。
どんだけ寝れば気がすむんだよ…こいつは。
黒田「A〜…。」
「ん〜…痛ぁ…床で寝ちゃうなんて…。雪成くんっ！？まだいたの？」
黒田「あんだよ、嫌なのか？」
「そんなわけないでしょ？わかってるくせに…趣味が悪いなぁ。」
でも、こいつは受け止めてくれる。
だから
黒田「好き…。」
「えっ…？」
黒田「すぐ赤くなる…。そんなんでよく生きてこれたな？」
可愛いからつい、いじめたくなる。
「いいでしょ。はい。ミルクアイス。」
アイス好きになったのも俺が原因なんだよな。
そう思うと、すげぇ嬉しくなる。
黒田「あ、これ好きかも…。」
「それ、初めて会ったときに雪成くんがくれた種類のアイスだよ。」
黒田「ふーん。」
こんな風に他愛ない話をしたり…こんな風に過ごすのが、好き。
「あ、いけない…私これから行くところがあったんだ。じゃあ…またっ…？」
無理やり引き留める。
「な…何？」
黒田「いや…離れたくないな〜って思っただけ。」
「なっ…！？」
黒田「だから今日は外出禁止ー。」
「えぇー…？」
離れたくないなんて…普通に考えたら恥ずかしくて言えねぇけど…。
こいつにならいっか。
黒田「で？どうするわけ？」
「じゃあ…午前中だけだよ…？」
と、約束をした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ショウキチ | 作成日時：2018年3月7日 23時
