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No.24 ページ25
黒田side
「アイス美味しかった！ちょっと寝るね？」
黒田「じゃ、お粥作っとくから。」
看病って、思ったより楽しいんだな…。
なんて、思ってたり…。
しばらくして部屋に戻ると、もう寝ていた。
よっぽど疲れてたんだな…。
頭をそっと撫でてみる。
「ん…、黒成くん…」
寝言？
「好き…。」
黒田「は？」
今、何て言った？
好き？
まさか…な。
寝言だもんな…。
でも、何故か、鼓動が早くなっていく。
「ん、あ、おはよう…。」
黒田「あぁ。」
ちょっと試してみっか。
後ろから、抱き締めてみる。
「んっ！？く…く…黒成くっ…？ど、どうした…の！？」
黒田「お前さ、寝言で…好きって言ってたけど…？」
「…え…と…好き…？」
黒田「誰を？」
少しの間、沈黙になる。
「それは…言っていいの…？」
黒田「言えばいいだろ？」
「私は…多分…黒成くんに…言いました…。」
はっ？
黒田「俺に…？」
「はい…。」
黒田「ん…、ありがと…。」
「は…はい…。」
そうだな…。
黒田「多分俺も好きだわ…。Aのこと。」
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作者名：ショウキチ | 作成日時：2018年3月7日 23時
