No.20 ページ21
佐藤「おはよ。A。」
「鍵音〜。おはよ…。」
佐藤「ん…なんか、顔赤くない？」
「え…？」
言われてみれば、熱いし…。
佐藤「熱…？」
「え、こっ…困るよ！私…、まだ何にもしてないし…！」
佐藤「じゃあ、体調悪くなるまでよ？すぐ、言って。」
「うん。」
黒田「ん…お前ら起きんの早いな。」
「黒成くん！おはよっ…。」
黒田「ん、おはよ。」
寝起きで笑顔は反則ですよ。
水野「おはよう！みんな。朝食食べて、日光を観光しよう！」
そして…、日光東照宮。
「わぁ〜…。」
なんか、ふらふらしてきた…けど、疲れただけだよね。
水野「黒田さん、顔色悪くない？」
「そんなことないよ？」
ポーカーフェイスは特技の１つ！
水野「でも…一旦、戻ったら？部屋に。佐藤さんと。」
「え…。」
水野「ね、体調悪そうだし。」
やだ…。まだ、楽しみたい…。
佐藤「ん〜…わかった。」
「ちょ、鍵音！？何でっ…？」
佐藤「顔色が悪すぎる。さすがに無理してるでしょ。」
黒田「大丈夫か…？」
「平気だよ…。」
さらに、気分が悪くなる…。
黒田「バカ、戻って、休んどけ。」
「えっ…？」
水野「私たち、もうちょっと観光して帰るから。」
黒田「すぐ戻る。」
黒成くんも、水野さんを好きだったら…？
二人っきりにさせるなんて…嫌…。
「待って…。」
佐藤「行こう？A。」
黒田「また後で。」
黒成くんたちと別れて、しばらく歩く。
「や…だ…。」
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作者名：ショウキチ | 作成日時：2018年3月7日 23時
