漆拾弐の怪【祓い屋の青年】 ページ30
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タタタタ
暗い夜道を駆ける足音
「はぁ、はぁ、はぁ、、ッ」
荒い息遣いと
〔まァァァデぇぇぇぇ！！〕
得体の知れないバケモノ
「くっ……はぁ、ぅわっ…！」
石につまづき転けてしまう
〔カッカッカッ！無様よ、小童〕
〔オマエのその力……ワレがもラったぁぁァァ！！〕
がぱりと大きく口を開く
「っっ……！」
目を瞑り、衝撃に備えた、その時
『ヨワイ者いじめは、ダメなんだよ？』
「…え、？」
声が聞こえた
ザンッ
〔ギャアアアアアアアアッ！！！〕
バケモノの断末魔と一体の幽霊
『ふぅ…大丈夫カナ？“源の坊ちゃん“』
これが僕…「源輝」と彼女…「A」との出会い
──────────…………………
そして現代に戻る
〜旧校舎：屋上〜
花「アイの個人情報を聞き出して何に使うのさ？やらしー」(ｸﾞｲｸﾞｲ
ね「ややややらしくないもん！相性占いだもん！」(ｸﾞｲｸﾞｲ
光「……あのー、なんで俺を挟むんすか…？」
花子と寧々に押され続けていた光が口を開く
『そーだヨ！坊ちゃんを困らせたらダメだよ？』
花「だって、ヤシロがしつこいから」
ね「私はアイちゃんに聞いてるのに、花子くんが邪魔するから」
「ただ、アイちゃんの本名と血液型と家族構成とﾀﾋ亡日を教えてって聞いてるのに！邪魔しないで！」
花「なんで相性占いにﾀﾋ亡日が必要なの？」
光「ま、まぁまぁ……」
光がなんとも言えない顔をして宥める
花「てゆーか、相性占いなら源センパイとやったら？」
『あ〜、そういえば』
ボクを呼び出した時もそんなんだったよね
光「源先輩？」
ね「みっ、源先輩は好きって言うか憧れなのよ！」
少し焦ったように早口で言う寧々
ね「タレントやアイドルと同じ、手は届かなくても見てるだけで幸せなの！」
「生徒会長だし、かっこいいし、優しいし、頭も良くって……」
「源先輩…なんて素敵な殿方……」(フフ…)
うっとりと話す寧々の後ろから
？「それはどうも…」(にこにこ)
・ ・ ・ ・ ・
？「えーと、驚かせちゃったかな…」(キラキラ)
キラキラとしたオーラを纏う王子様のような青年が現れた
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おまたせ致しました！m(*_ _)m
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佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (8月27日 23時) (
レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 次回の更新楽しみです！！ (8月14日 0時) (レス) id: a3128229fd (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - すごく良かったです!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (8月14日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - Rinさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです！(*´▽｀*)下書きが終わり次第すぐに更新したいと思いますのでお待ちください！ (8月13日 15時) (レス) id: a145c4e50f (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - めっちゃ良かったです 更新楽しみです!! (8月1日 23時) (レス) id: a3128229fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十字架 | 作成日時：2022年4月4日 3時
