荒野の反逆者 その�将将将将� ページ2
バキンッ
そんな音を立てて、キングスカラー先輩の首に嵌っていた首輪が吹き飛ばされた
レオ「俺は生まれた時から忌み嫌われ、居場所も未来もなく生きてきた。どんなに努力しても、絶対に報われることはない」
………嗚呼、此の人は
僕と、似ている
ﾕｳ「え…A、ちゃん？」
ラギ「A…くん？」
静かに立ち上がった僕に、声をかける2人
レオ「その苦痛が、絶望が………」
お前らにわかるかァアアアアアアッ!!
───ビチャッ、ビチャッ、ビチャッッ
あの不快な音が響いた
ぐわっと黒いモヤがキングスカラー先輩を包み込んだ
其のモヤが晴れると
レオ「ガアアアァアッ！！！」
禍々しい姿のキングスカラー先輩が
ジャ「なんだ、ありゃぁ…！？レオナ先輩の身体からでけぇ影が！」
デュ「あれは……ブロットの化身！」
グリ「アイツ、リドルみてぇに闇堕ちバーサーカー状態になっちまったのか！？」
リド「くっ…立てるものは自力で待避！エース、デュースは怪我人を連れて外へ。リリア先輩、先生たちに救援を頼みます！」
エ・デュ「はい！」
リリ「あい、わかった。しばし持ちこたえよ」
エース、デュースは怪我人の元へ
リリア先輩はキラリと光ったかと思えば、消えてしまった
レオ「ガアアアァアァｯ！！」
キングスカラー先輩は尚も、雄叫びをあげている
ケ「うぇ〜！なんでこんな怖い目にばっか合うの？オレ、こういうの向いてないんだけど！」
リド「怖いなら逃げてもかまわないよ」
ケ「リドルくん置いて逃げたら、トレイくんに後でボコられちゃう。お供しますよ、寮長」
ジャ「よくわからねぇが、レオナ先輩をブン殴って、正気に戻せばいいんだな？」
ラギ「オ……オレも、手伝うッス…ゴホッ…あそこまで言われて、寝てられるかってんだ…」
4人がそれぞれ、マジカルペン(リドル先輩は杖)を構えた
リド「ユウキとAは待『僕も戦います』何故…！！」
ﾕｳ「Aちゃん…！！」
ギュッと服の裾を握り止めようとするユウキ
ユウキにニコリと微笑みかけ、リドル先輩の方を見る
『キングスカラー先輩は、助けなきゃいけない。僕と、境遇が似ているから……。其れに、彼を助けられるのは多分、僕だけです』
ﾕｳ「Aちゃん！ダメｯ！また"アレ"をしたら、今度も倒れちゃうよ！」
ユウキの云う"アレ"とは
僕にしか宿っていない、ブロットを吸収する力のことだ
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ミラゴロ(プロフ) - 今確認しました。ありがとうございます!これからも頑張ってください!! (2020年10月1日 19時) (
レス) id: 11c55e5754 (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - ミラゴロさん» コメントありがとうございます！！頑張りますね！(*`･ω･)ゞフォロバ致しました！確認お願いします！ (2020年10月1日 13時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
ミラゴロ(プロフ) - この小説とても面白いです!これからも頑張ってください!後、Twitterフォローしますね (2020年10月1日 13時) (レス) id: 11c55e5754 (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます！とても嬉しい言葉、ありがとうございます！(*´ω｀*)そこまで言っていただけるなら作ったかいがありました！応援ありがとうございます！はい！頑張りますね！(*･ω･)ゞ (2020年9月3日 20時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
ネイト - コメント失礼します！この作品にどハマりしてしまい一気に読んでしまいました(笑)！心の底から本当にこの作品に出会えて良かったっと思っております！これからも応援しています！頑張ってください！ (2020年9月3日 15時) (レス) id: 67fc31259c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十字架 | 作成日時：2020年8月22日 17時
