熱砂の策謀家 その�� ページ8
グリ「ご馳走を食べながら家族と過ごす……」
家族…か、
ﾕｳ「そういえば、グリムの家族は？」
『そういや、全然聞いたことないね』
初めて会った時も1人だったらしいし
グリ「オレ様の家族…？うーん、よく覚えてねぇんだゾ」
「気がついたら1人で腹減らしてた気がする」
「すげー寒くて、ずっと誰かが迎えに来るのを待ってたような………」
誰かが迎えに来るのを待ってた……？
グリ「……それで、その後どうしたんだっけ？よく思い出せねぇな…」
考え込む様にしていたグリムは、パッと顔を上げて
グリ「まっ、オレ様は過去は振り返らねぇ主義なんだゾ！」
「過去よりも未来。なにせもうすぐリッチな大魔法士になるんだからな！がっはっは！」
『………。』
…気になるなぁ
気がついたら1人で、お腹をすかせてて…
すごく寒くて、誰かを待ってた…
う〜ん………
グリ「にゃっはー！ご馳走が食える！ホリデーが楽しみなんだゾ！」
『！』
おっとと、また考え込んでたや
朱「皆様、朝食の準備が出来ております」
グリ「ふなっ！朱雀のメシ！」
ﾕｳ「朱雀さん！おはようございます！いつもありがとうございます！」
朱「おはようございます、ユウキ様。いえいえ、其れが私の仕事ですから」
階段を降りていると、
『おはよ、朱雀』
朱「おはようございます、主人」
朱雀に挨拶すると、ふわりと笑って返してくれる
この瞬間が好きだったりする←
朱雀の美味しい朝ごはんを食べ、僕たちは学校へ向かう
〜教室〜
クル「いいか、仔犬ども」
「明日からのホリデーバケーション……久々に
「だが、はしゃぐあまりに宿題を忘れて遊び呆けるヤツが毎年いる！」
「そういう仔犬にはキツいお仕置が待ってるからな。気を抜きすぎないように」
「一時帰宅には闇の鏡の使用が許可されている。荷物をまとめたら各自鏡の間に行くように」
クルーウェル先生がそう云うと
「「「はーい」」」
クラスの全員が返事をした
〜その後〜
ざわざわ…
エ「はー、やっと窮屈な寮生活から解放される〜！」
クルーウェル先生が出ていった後、クラス中から話し声がしだした
デュ「うっ、さすがナイトレイブンカレッジ。宿題の量が多いな」
僕らの机の上に乗ってる本の山。これらは全部、各学部の宿題らしい
ちょっと楽しみ♪
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あい(プロフ) - 十字架さん» 分かりました！ 無理のない範囲で頑張ってください (8月3日 10時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！今週中に更新したいと思っていますのでお待ちください！(*´▽｀*) (8月3日 4時) (レス) id: a145c4e50f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - めっちゃ面白かったです 続き待ってます (7月8日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十字架 | 作成日時：2023年3月27日 19時
