熱砂の策謀家 その�将� ページ21
ｼﾞｬﾐ「ここで出会ったのもなにかの縁。良ければ君たちも食べていかないか？」
なんとも、グリムが喜びそうな提案だ
グリ「にゃにっ！いいのか！？」
ｼﾞｬﾐ「あぁ、もちろん」
「料理の完成まであと少しだ。君たちも手伝ってくれ」
あぁ……本当に、この猫は…っ！！
〜料理完成後〜
ｼﾞｬﾐ「よし、こんなものだな。お前たち、料理を寮へ！」
ｽｶﾓ達「「「はっ！」」」
スカラビアの寮生たちは元気に返事をして料理のお皿を運び出す
グリ「ところでオマエらこそ、なんで冬休み中なのに学園に残ってるんだゾ？」
1番聞きたかったことをグリムが聞いた
すると、バイパー先輩や他の寮生たちの表情が曇った
ｼﾞｬﾐ「………それは……」
ｽｶﾓC「…………」
おっと……これは……
ｼﾞｬﾐ「それについては、話すと長くなる」
ﾕｳ「なんだか厄介ごとの匂いが…」
『だから嫌だったのに…』
学園長の“お願い“には何時も厄介事かついて来たから！！！
ｽｶﾓA「スカラビアは全員、寮長の命令で……」(小声)
ｽｶﾓB「帰りたくても帰れないというか…」(小声)
ｼﾞｬﾐ「シッ。やめないかお前たち。元はと言えば、俺たちの責任だろう」
寮長の命令…？帰りたくても帰れない…？
寮長って…アジーム先輩だよね？
そんなことする人には見えないんだけどなぁ…
ｼﾞｬﾐ「──さ、料理が冷めてしまう。早くスカラビアへ向かおう」
先程の重苦しい空気を吹き飛ばすように、バイパー先輩は明るい口調で云った
ｼﾞｬﾐ「スカラビアはいつでも夏のように暖かい。ちょっとした南国気分が味わえると思うぞ」
グリ「やっほー！そんなのらくえんなんだゾ！A、ユウキ、早く行こう！」
この猫は、少しも怪しいとは思わないんかな？
…いや思わないな、この猫は絶対←
ﾕｳ「ちょっと待ってグリム！」
『そんなうまい話があるもんかな…』
そう云った僕たちにバイパー先輩はにこりと笑って近づいて来た
ｼﾞｬﾐ「君たちが来てくれたら、寮長も喜ぶだろう」
バイパー先輩がそう云った時、突然の頭痛に襲われた
『っ、、』
バイパー先輩を見ていられなくなり、頭を押さえて視線を外した
終わり
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あい(プロフ) - 十字架さん» 分かりました！ 無理のない範囲で頑張ってください (8月3日 10時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！今週中に更新したいと思っていますのでお待ちください！(*´▽｀*) (8月3日 4時) (レス) id: a145c4e50f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - めっちゃ面白かったです 続き待ってます (7月8日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十字架 | 作成日時：2023年3月27日 19時
