熱砂の策謀家 その�� ページ16
エ「あー…そっか。寮長は実家でエグめ教育ママが待ち構えてるんだっけ。一時帰宅が憂鬱にもなるか」
あぁ…そう云えば……
ト「…リドル。俺はお前の家に立ち入り禁止だから、ケーキを届けたりはしてやれないけど……」
「いつでも店に遊びに来いよ。チェーニャも遊びに来るだろうし」
リ「そう、だね。ボクもお母様と少し…話をしてみようと思う」
「…聞いてもらえるかはわからないけど……」
リドル先輩……
ト「……そうか。頑張れ」
しんみりとした空気の中
フロ「なぁに……金魚ちゃん。おうちに帰りたくないの？」
其の空気をぶち壊すようにフロイドが現れた
その後からジェイドもやって来る
フロ「だったら帰らなきゃいいのに。オレたちも帰らないしさぁ、一緒にガッコーに残ろうよ。あはっ」
リ「！！……突然なんだい、フロイド」
「なにも知らないくせに、口を挟まないでくれないか。不愉快だ」
ジェ「そうですよ。ご家庭の事情にむやみに首を突っ込むものではありません」
フロ「えー？だってさぁ、ジェイド。いつも同じメンツで年越しすんの、つまんないじゃん」
ジェイドの言葉に口を尖らせ乍、フロイドは答えた
フロ「アズールも、金魚ちゃんなら小さいから飼っていいって言うと思うし〜」
あぁ、フロイド……其れは云っちゃ……
リ「──今、なんとお言いだい？」
フロイドの発した言葉に黒いオーラを放ち乍、リドル先輩は聞き返した
あぁ……やっちゃったか……
リ「……ハーツラビュルの長たるボクに、よくもそんな口をきけたものだね」
「今すぐ首をはねてやる！！」
顔を真っ赤にし、今にでもフロイドの首をはねそうなリドル先輩
ケ「リ、リドルくん！ここで喧嘩はやばいって！」
ト「落ち着け、リドル。またあいつのペースにハマってるぞ」
も〜…フロイドは……
『フロイド、リドル先輩で遊んじゃダメだよ』
フロ「は〜い♪」
僕がそう云うも、ニコニコと笑顔を絶やさないフロイド
聞いてないし……
リ「うぎぃい……」
ケ「えぇーと、フロイドくんたちの実家って、確か珊瑚の海だよね？なんで帰らないの？」
危うい空気を変えるため、けーくん先輩がフロイドたちに話を振る
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あい(プロフ) - 十字架さん» 分かりました！ 無理のない範囲で頑張ってください (8月3日 10時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！今週中に更新したいと思っていますのでお待ちください！(*´▽｀*) (8月3日 4時) (レス) id: a145c4e50f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - めっちゃ面白かったです 続き待ってます (7月8日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十字架 | 作成日時：2023年3月27日 19時
