七夕祭り 1 ページ9
これは、Aがアカデミーを卒業してから中忍試験を迎えるまでの間にあった話である。
･････････
A「あれ、お祭り行かないの？」
酉の刻、あるアパートの一室のチャイムを鳴らしたネジ。
扉を開いて出て来たのは、普段とは違った姿をしたAである。
鈴蘭が多数に散りばめられた着物を見に纏い、サラリとした髪は綺麗に後ろで一つに纏めている。
ネジ「任務が入ってな…すまない」
対してネジはというと、普段よく見る任務服。
7月7日は木ノ葉で七夕祭りが開催されている。
会場には巨大な笹が設置され、そこに願いを書いた短冊を吊すというのがメインのお祭りである。
笹に辿り着くまでの道には屋台が並び、笹付近では芸達者な人達がパフォーマンスを繰り広げる催し物ステージが用意される。
このイベントを楽しもうと、木ノ葉中の人が集まってくるため付近は混雑し、時間によっては、笹に短冊を吊すことを飽きらめる人が出てくる程の大賑わいとなる。
毎年、Aはネジと共に浴衣を着てその会場へ足を運んでおり、今年もその予定であった。
しかし、浴衣姿ではないネジを見て察した様である。
ネジの言葉に哀しむ様子は無く、仕方ないねと言って笑うAは柔軟な思考をしている。
A「まだ時間ある？」
ネジ「ああ」
返事を聞くとにこっと笑ってよかったら上がってと言いながらネジの手を引くA。
これが他人なら図々しいと思ってしまうネジであるが、Aだと悪い気はしない。
寧ろ喜んでしまっている自分に気づき、フッと笑いながら中へ入る。
玄関で靴を脱ぎ、Aに引っ張られて居間へ向かうと、これから持って行く予定であったのだろう2枚の白い短冊と2本の黒いペンが、テーブルの上に並べられているのが目に入った。
A「短冊書こうよ！ネジの分も私が代わりに付けて来るからさ」
ネジ「俺は毎年通り書かんぞ…」
A「じゃあ私は毎年通り、��みんなを幸せにしてくれてありがとう��って書くね！ネジも勿論含まれてるし、この書き方だったら夢じゃなくて実現確定でしょ？」
ネジ「………一人で行くつもりか？」
ネジは眉尻を下げ、短冊の話を聞き流すようにそう問いかけた。
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我愛羅の花嫁 - まだですか！？ (2020年7月23日 19時) (
レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - ありがとうございます！歌は木の葉丸ちゃんと皆んなに聞いて欲しいです！注文が多くて一々面倒臭いヤツですみません！！！！！！！！ (2020年7月19日 13時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅さん花嫁 - 更新待ってます！！！！！！！！！！！！！！ (2020年7月17日 22時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - シカマル大大大好きなので出して貰えて嬉しいです！第七班との話もよろしくお願いします！ (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - 続き待ってます！ (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2018年12月30日 7時
