検索窓
今日:12 hit、昨日:4 hit、合計:13,186 hit

3 ページ3

しかし、Aは三代目様に、自分のために時間を取らせるのは申し訳ないと思い悩んでいた。
だから、何か良い方法が無いかとオレに相談しに来たわけだ。

里の者全員を家族のようだと仰ってくださった三代目様。
Aが話したいと言って、それを断わるような方ではないことは明確だった。
そのことをAに伝えると「そうですよね!じゃあ…お会いしに行ってきます!」と言いながらも緊張した表情を浮かべていた。
だからつい、オレも付き添って火影室を訪ねることにした。

火影室に入ると偶然にも木ノ葉丸くんがいて、三代目様に「勝負だコレ!」と叫んだタイミングだった。

その後、Aは木ノ葉丸くんに直接マフラーを渡すことができた。
三代目様も喜ばれていたし、木ノ葉丸くんなんて、その時間だけでAのことを慕ってくっついては離れなくなっちゃって。
見ていてほのぼのしたよ。
付き添って良かった。

A「イルカ先生。明日はナルトくんと年越しラーメンなんですよね」

イルカ「…あぁ!ナルトから聞いたのか?」

A「はい!年越しラーメンってユニークで良いですね」

イルカ「Aも来るか?奢ってやるぞ」

A「行きたいです!でも、私は日向家で年越しにしんそばを食べるのですみません」

イルカ「いや、それなら良かったよ」

A「もし良ければサスケくん誘ってあげてください!明日の朝からお昼まで私はサスケくんと一緒にいるんですけど、夕方から1月2日までは日向家にお世話になるのでその間が心配で…って保護者みたいですね!私!」

イルカ「あぁ。誘ってみるよ。確かにAはサスケのお姉さんかお母さんみたいだな。でも、それを本人に言うと怒るだろうから気をつけるんだぞ」

A「はい!サスケくんは絶対拗ねますもんね…あ、着いちゃった」

たわいのない話をしていると、Aの家の前まで来ていた。

イルカ「今日はいい日を過ごせたよ。ありがとうな…じゃあ」
A「ちょっと待ってください!」
イルカ「え?」

Aは急に慌て出し、リュックを地面に下ろすと、チャックを開けてガサゴソと中を漁りだした。
抜き取ったのは青い封筒。
木ノ葉丸くんにあげた紙袋のリボンやマフラーとはまた違った青色。
んー、例えると…あぁ!オレのつけている額当ての布に近い色!
下手くそな例えだな…オレ…。

両手で封筒の端を持ち、オレの方へ差し出すA。

A「イルカ先生にプレゼントです!」

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:逆ハー , 愛され , ナルト
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

我愛羅の花嫁 - まだですか!? (2020年7月23日 19時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - ありがとうございます!歌は木の葉丸ちゃんと皆んなに聞いて欲しいです!注文が多くて一々面倒臭いヤツですみません!!!!!!!! (2020年7月19日 13時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅さん花嫁 - 更新待ってます!!!!!!!!!!!!!! (2020年7月17日 22時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - シカマル大大大好きなので出して貰えて嬉しいです!第七班との話もよろしくお願いします! (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - 続き待ってます! (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2018年12月30日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。