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サスケ「………お前らウザい」

サクラ・いの「………」

ガーンと音が聞こえてくるかのように、サクラといのはサスケの一言で分かりやすくへこみ、途端に大人しくなった。

サスケは2人の手を振り払うと、先を行ったAの元へ再び向かおうと走り出した。
しかし、この時点でAは既にステージの下まで到着しており、引き止めることは叶わなかった。

・・・・・・・・・

A「ううう…」

モエギに連れられて、そのままステージに立ったはいいものの、大勢の人から注目されて緊張するA。
そもそも誰の代役なのかは分からないが、出演予定だった歌手目的でここへ来た人もいるんじゃないかと思うと、悪くもないのに申し訳なくなる。

?「Aちゃん!!ファイトだぞコレ!!」

A「!」

ステージから声のした方を見下ろすと、木ノ葉丸とモエギ、ウドンがいるのが見える。

モエギ「Aお姉さ〜ん!!」
ウドン「が…がんばってえ〜!」

更にAへ注目が集まったが、3人の声援に受けつられ、多くのエールが飛んで来た。

「頑張って〜!」
「ファイトー!」
「かわいいぞー!」
「好きだ〜!!」

どこからか謎に告白の声も聞こえ、ドッと笑いが起こる。

お陰で身体がほぐれたAはフワッと頬笑み瞼を閉じた。

Aが深く吸い込んだ空気を唄声に変えてからは、心地よい空間が広がっていき、祭りで賑わう音が静けさで消えていく感覚に陥る。

織姫と彦星。
2人は仲良く過ごしていたものの、楽しさのあまり遊んでばかりだった。
神はそれを見兼ねて激怒し、天の川の両端に引き離したという。

会えない期間、互いに何を想って過ごしているのだろうか。
空想のストーリーでも、そこに出てくる人物達からは人間臭さを感じる。

それと比べて目の前で歌うAからは、神秘的な何かが溢れ出ている気がする。

歌い終わったAは多くの拍手の音で目を開き、聴いてくれていた人達を視界に入れた。

笑顔の人。怒っている人。泣いている人。
色んな人が目に入る中、初めよりも安心した表情でぺこりと一礼すると舞台から降りた。

・・・・・・・・・

「…それで?何でこうなったのさ」

A「…知らない人と追いかけっこが始まって…走ったら転けちゃいました」

12…fin.→←10



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我愛羅の花嫁 - まだですか!? (2020年7月23日 19時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - ありがとうございます!歌は木の葉丸ちゃんと皆んなに聞いて欲しいです!注文が多くて一々面倒臭いヤツですみません!!!!!!!! (2020年7月19日 13時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅さん花嫁 - 更新待ってます!!!!!!!!!!!!!! (2020年7月17日 22時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - シカマル大大大好きなので出して貰えて嬉しいです!第七班との話もよろしくお願いします! (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - 続き待ってます! (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年12月30日 7時

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