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男1「ひ…!」
男2「い…いや、何も無いです…!ボク達なんかが用なんて…!」

すみませんでした〜!と叫びながら去って行った少年達。
その姿をAはぽかんと眺め、見えなくなると再び右を向く。

A「…私、サスケ君の連れじゃないんだけど」

サスケ「今さっきそうなった」

A「サスケ君一人でお祭り来たの?」

サスケ「………」

A「サスケ君も浴衣着るんだね、似合ってる!」

サスケ「……そんなに見るな」

心なしか、サスケの耳が赤い。
Aと近距離なのが恥ずかしいようだが、それはサスケ自身がそうさせたからであり、今もAの肩に乗せている左手を退かす様子はない。

サスケはAと祭りにいく先約とやらがどんな人物なのか見定めるために来ていた。
あわよくば、先約からAを掻っ攫うつもりだったため、この黒い浴衣まで着て来たのである。

見るなと言った当のサスケはチラチラとAの顔を覗き見る。
それを感じたAが顔を向けると視線が重なった。

サスケは目を見開いて一瞬固まったが、長い睫毛を徐々に伏せながら、顔と顔との距離を詰めていく。

Aが状況を把握出来ないまま、互いの間は僅か5センチ程まで縮まった。

A「サスケく…」

そう言いかけたところで、Aはサスケ以外の視線に気がつき、瞳を左に動かした。

木ノ葉丸の同期である風祭モエギがボーッとした表情で此方を向き、目の前に立っていた。

A「モエギちゃん?」

Aの声に反応したモエギとサスケ。
サスケは完全に閉じかけた目蓋を開き、渋々と体を離す。

モエギ「…はっ!絵になる光景でつい見惚れちゃって…!」

サスケ「…何だお前」

モエギ「カ…カッコイイ」

ぶっきらぼうな態度をとるサスケだが、モエギにはキラキラとしたフィルムがかかって見えているようである。

サスケ「さっさと用件を述べろ」

モエギ「は!はい!…Aお姉さんにお願いしたいことがあるの!」

A「ん?なあに?」

Aはモエギと同じ視線になるように屈んだ。
そんなさりげない仕草がサスケを更にときめかせる。

モエギ「催し物ステージに出演予定だった歌手の人が急に来れなくなくなっちゃったみたいで、さっきスタッフの人が困ってるところに遭遇したの!Aお姉さん代わりに出てもらえませんか!?」

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我愛羅の花嫁 - まだですか!? (2020年7月23日 19時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - ありがとうございます!歌は木の葉丸ちゃんと皆んなに聞いて欲しいです!注文が多くて一々面倒臭いヤツですみません!!!!!!!! (2020年7月19日 13時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅さん花嫁 - 更新待ってます!!!!!!!!!!!!!! (2020年7月17日 22時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - シカマル大大大好きなので出して貰えて嬉しいです!第七班との話もよろしくお願いします! (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - 続き待ってます! (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年12月30日 7時

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