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シカマル「え…A！？」
A「シカマル君！良かった〜家にいたんだね」
Aがシカマルの家のインターホンを鳴らすと、当の本人が玄関の戸を開いた。
シカマル「…先約いるって…てか、ゆ…浴衣…」
まさかAが訪ねて来るとは予想もしていなかった上に、いつもとは異なる装いにシカマルは同様する。
A「急遽用事が入って行けなくなっちゃったみたい！だからシカマル君がお家にいたら誘おうと思ったんだけど…どうかな？」
シカマル「行く」
Aの話に間を空けることなく返事をすると、一瞬だけ待ってくれとだけ言葉を残し、バタバタと足音を立てながら家の奥に消えていった。
かと思えば、少し呼吸を荒くしながらも、本当に一瞬で戻って来た。
財布でも取って来たのであろう。
身なりは先程と変わらず私服である。
シカマル「…はぁ…お…お待たせ…」
A「待ってないよ」
いつも、面倒くせえか口癖のシカマルからは予想出来ない俊敏さに思わずAは笑ってしまった。
シカマル「…笑うなっつーの」
照れ隠しでそう言ったものの、頬は少し赤い。
Aに顔を見られない様にスタスタ先に歩き始めると、後ろから��カッカッ…カツ…カッ��と不均等な間隔で下駄の音が聞こえ始めた。
A「待って…下駄に慣れてなくて…上手く歩けな…ぅわあ！？」
Aの叫びと共にズリッと地面の砂が勢いよく擦れる音がした。
シカマル「A！？」
シカマルは慌てて、顔から転けそうになっているAの元へ駆け寄る。
シカマルはAと地面の隙間に入り込み、下からAを抱きかかえた。
そのお陰でAには怪我一つない。
シカマル「ふー…間に合った…」
A「ご…ごめんね！？大丈夫？怪我してない？？」
耳元でAの慌てた声が聞こえる。
一安心して今の状況を把握出来ていなかったシカマルは、Aを抱きしめて自身に密着させていることに気がつくと、顔を真っ赤にして体を硬直させる。
A「…ん…シカマル君…？」
シカマルから退こうと、自身の体を起こすAだが、背中に回っているシカマルの腕が解かない。
着物から伝わる温もりと柔らかい肌の感触。
抱き締めるという行為自体初めてな上に、その相手がAということで、シカマルには刺激が強かった様である。
硬直していた体が途端に緩むと、動くことのなかった腕も脱力し、そのまま意識を手放した。
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我愛羅の花嫁 - まだですか！？ (2020年7月23日 19時) (
レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - ありがとうございます！歌は木の葉丸ちゃんと皆んなに聞いて欲しいです！注文が多くて一々面倒臭いヤツですみません！！！！！！！！ (2020年7月19日 13時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅さん花嫁 - 更新待ってます！！！！！！！！！！！！！！ (2020年7月17日 22時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - シカマル大大大好きなので出して貰えて嬉しいです！第七班との話もよろしくお願いします！ (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - 続き待ってます！ (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2018年12月30日 7時
