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イル視点
楽しそうに俺たちの話をするA。
その口からオレ以外の名前が飛び出すことや、俺だけのAになっていない事以外は満足している。
これでもずっと我慢してきた。
ボーッとAの話を聞く。
イル「なぁ」
『うん?』
イル「Aってオレ達の事、どう思ってるんだ?」
『う〜ん、リゾットさんはママでしょ、』
イル「w、ああ、」
Aの話を聞きながらオレの番を待つ。
『____ノーコメw』
あれ?オレは?!
イル「オレは?」
『イル?イルはねぇ...まあ、そのまま幼馴染みかな!!』
-幼馴染み。
この肩書きにいつもオレは縛られていた。
この言葉は、オレが恋愛対象に無い、と言う事を物語っているからだ。
つまり眼中に入れられていない。
イライラする。
衝動的に持っていたナイフを投げる。
まあAの後ろの壁にだが。
Aの顔には僕なんかした?って書かれてる←
実はオレを含めオレ達のチームはAの事が好きだ(いきなりのカミングアウト)
皆本気だし、それなりにアピールしてるが、なかなかAが気づかない。
__まあさっきの質問で物語ってたよな。
___だから、Aにはしっかり伝えなくっちゃあならない。
オレの愛の大きさを。
そうこう考えている内にAが居なくなっていた。
しかしもうすぐ夕方だ。
あいつの事だから、鏡のあるところにはいかないはずだ。
しかし、夜になれば何処かで泊まる事になる。
そうすると鏡のある場所に入る。
まあ野宿だったら近くの鏡から出て探せばいいんだが。
絶対にオレのものにする。
他の誰にも譲らない。
夢主視点
う〜ん。
謝ると言ったものの、やはり、少しイルが怖い。
鏡で話せば例え攻撃されても1対1になる。
...いや、僕アホやわ。
1対1だけ(許可しなければ)の鏡の世界が一番怖いっちゅーねん。
ここは誰か仲間を連れてくるべきか?
いやしかし、拠点も怖いんだよなぁ。
でも、僕の部屋には鏡は1つしかない。
それに皆も居るし。
よし。
拠点に戻って謝ろう。
イル視点
暗くなった。
オレは鏡の世界でAを探していた。
なんとなくAの部屋を見ていると、リゾットとAがいた。
__胸がいたい。
何でリゾットが隣に居るんだ。
__面倒だから消さないが、後で覚えてろ。
Aにだけオレの姿を見せる。
Aはリゾットに相談したが、勿論リゾットには見えない。
__その愛らしい姿は、俺だけのものだ。
そう言ってAを鏡のなかに引きずり込んだ。
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yu - リクエストお願いします!ドッピオのエrをお願いします! (2019年10月18日 22時) (レス) id: 4c1ddb9ee6 (このIDを非表示/違反報告)
supedoin(プロフ) - 十音さん» 墓見つけたああああー。キュン死致しますー。(チーン) (2019年7月15日 17時) (レス) id: 70bb7036f0 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - 昔の自分のお話読み返すと心臓がきゅってする。ナンデダロー。 (2019年7月15日 14時) (レス) id: 852fe6b388 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - みくさん» それは追加情報でということでおけですか?実は僕後者の方が得意でして(テレ) (2019年7月15日 14時) (レス) id: 852fe6b388 (このIDを非表示/違反報告)
みく - リクエストで夢主がワムウと恋人の設定の小説をお願いします。(エロでも、グロでもいいです。) (2019年7月15日 13時) (レス) id: a0d789eea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成神愛宕 | 作成日時:2019年2月16日 17時