球技大会:take1 ページ17
ーー年を越してさらに読者様方が我々を見限るであろう時を経て、やっとの思いで更新ーー
本『お待たせしました。待ちに待った、冬の球技大会でございます。司会兼天の声を務めさせていただくのは、私本多です』
事務所から一番近い公園で、私達四人は対峙していた。
いや、正確には私を抜いた三人がトライアングルのように立ち尽くしていた。
田「本多さァァァァァァァァァァァァァァアん！！！！！！！早く始めて下さァァァァァァァァァァァァァァア！！！！！！！さみィィィィィィィィィィィィィィィィイ！！！！！！！」
しびれを切らしたどん兵衛好きが大声を上げる。
本『約一名うるさすぎる人が居るので、はい始めてください。ほら早く』
熊「えっ！？ちょ雑すぎだろ！！まだチームわけもしてねぇよ！？」
本『こんな人数でチームもなにもあったもんじゃないでしょう。熊田さんは成瀬さんと勝負してください。田村はどっちかにつけ』
適当過ぎるかもしれないが……これはこれで見ものだろう。
田「お、おっ俺どっちついたら」
あたふたする田村。
まぁ当然だろう……俗に言う、究極の選択だ。
熊「俺んとこの外野ついてくれるよなぁ〜？まさかまさか成瀬になんてねぇ？」
田「えっえっえ〜… えぇ〜…(;｀･3･´)」
成「田村さん……」
田「なななななななな成瀬さんんんんん」
優し気な目を細めながら、苦笑するように微笑む彼。
流石(人生経験が常人の域を超えてる)成瀬さんだ。
田村くらいの人間の扱いは楽勝らしい。
成「別に、僕は……一人でも…良いですから。貴方の気持ちが大切なんですよ……？」
熊「チッ、てめぇ……！！！」
成瀬さんと付き合いが長い熊田さんは……何かに気づいたようですね。
まさか、これも成瀬さんの作戦とか。
だが田村は、そんな事を知るわけもなく。
田「なぁぁぁぁぁぁあるせさァァァァァァァァァァァァァァアん！！！！！！！俺、俺成瀬さんにつきますよ！！！！！！！」
熊「はァァァァ！？おま、お前あんな見え見えの作s」
成「熊田さん……？僕はただ、ご自分の気持ちに素直になるようにと言っただけです。さぁ、早く始めましょう。……田村さん、ありがとうございます」
ふっと天使の微笑みを浮かべる彼。
田「はっはっはいっ！！！うふふふふ！！！！」
そんな後光か差しているような成瀬さんを前に、最早デレを隠す気もないようだ。
どんな勝負になるのやら……。
楽しみですね。
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花望 よつば(プロフ) - 弧嚥刄さん» 有難うございます！！！泣 この頃は亀更新過ぎますがどうぞご愛読くださいm(_ _)m (2015年4月8日 20時) (
レス) id: 5ae59c0a6e (このIDを非表示/違反報告)
弧嚥刄(プロフ) - 楽しく読ませて頂いてます！続き、期待しています！頑張って下さい！更新！q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2015年4月8日 1時) (レス) id: 20f43d8e7b (このIDを非表示/違反報告)
なるにゃん♪ - めちゃおもしろいです！ (2014年7月1日 3時) (レス) id: 4225a0dffd (このIDを非表示/違反報告)
さとしっく - 鍵部屋もうすぐ＾＾球技大会での成瀬さんとそれをいじりまくりそうな熊田さんやみんなの運動神経…。気になる＞＜ (2013年12月27日 11時) (レス) id: 06b2a1403a (このIDを非表示/違反報告)
成熊＃LOVE(プロフ) - ↓私的には熊田さんの運動神経が気になります^ ^ た、田村は…ね。(笑 (2013年12月14日 17時) (レス) id: 3202bed482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花望よつば | 作成日時：2013年8月25日 21時
