その想いが届きますように。 3【木兎光太郎】

141 ページ44

雪絵「で？で？昨日の夜はどうなったの？」


『うちでお母さんとクリスマスパーティーしましたよ？』


かおり「それから？」


『プレゼント交換しました！』


雪絵「その後は？」


『一緒に寝たぐらいです』


かおり「それで終わり？」


『そーです。』


雪絵「そーなの？てっきり...」


『光太郎がその時がきたらって言ってました！』


かおり「へぇー！そんな1面あるんだー」


そんな話をしていると


木葉「お！木兎それどうしたの？」


木兎「お？気付いた？気づいちゃった？」


小見「そりゃー気づくだろう？」


木兎「Aからのプレゼントだ！」


木葉「へぇー！いいプレゼントだね！」


木兎「そうだろう？そうだろう？」


みんなに嬉しそうに見せていて笑ってしまった


かおり「あーゆーところは、まだまだ子供だけどね！」


そんな話をしながら、いつも通り練習がすすんでいった


＊.........(大晦日)


今年最後の練習が終わり、片付けをしていた


明日の元旦は練習がお休み、次の日からは
春高に向けてびっちり練習だった


かおり「今年もさ！みんなで、初詣行こうよ！」


木葉「それいいな！」


小見「行けないやついるー？」


と2年生同士で話してた


『それって私達も一緒に行っていいですか？』


雪絵「1年も一緒に行こー！」


そう言って、みんなで初詣で行くことになった

142→←140

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す