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「へ…、」
頭が追いつかない
流星の好きな人が私、？
藤「なにその顔(笑)」
だけど流星がそうやって笑うから
「あ…、冗談だよね、あはは」
この空気を和ませてくれたんだろう
そう思って合わせようと必死に笑ったのに
藤「冗談じゃないんやけど」
「…えと、…」
また目をじっと見つめられて離してくれない。
藤「ごめん。ちゃんと言うな？」
きれいな黒目に吸い込まれそうで
…だめだ
心臓が爆発しそう
藤「A、ずっと前から好きでした」
「っ…、」
溢れ出る寸前だった涙が零れおちる。
だけどその涙は悲しい涙じゃなくて
「うれしいっ…」
藤「ふふ、Aは？」
お互いしゃがんだまんまで
ぎゅっと肩を寄せてこっちを見るから
さっきより距離が近くて
かあっと顔が熱くなるのがわかる。
だけど今はもう気にならない。
私も気持ちを伝えたい、その一心で
「私も流星が好き」
そう伝えると
ふふ、と嬉しそうに笑って
掬うようにしてキスをされた。
「っ…、」
唇が離れたかと思えば
さみしい、と言うようにまた重なって
何度も何度も優しく口づけされる。
「りゅ…せ、」
どんどんそれは深くなって
酸素が欲しい、そう伝えるために名前を呼ぶと
藤「っは…、ごめん」
「ううん」
藤「我慢できひんかった」
そう私を捉える目はすっかりオスの目で
なんだか色っぽく感じてしまう。
だけどどこか優しくて
藤「帰ろっか」
「うん」
差し伸べてくれた流星の手をギュッと握りしめる。
手を繋ぎながら歩くなんて小学生の時以来で変に緊張しちゃうけど
隣でふにゃっと笑う流星をみるどうでもよくなっちゃうくらい幸せで
藤「言い伝えに頼らんでも両想いなれたな？」
得意げに笑う流星がかっこよくて
私もお祭りに行かないで、2人で花火ができてよかったってそう思う。
お祭りで両想いになった人だってたくさんいるから
言い伝えだって本当かもしれない
だけどそれは
藤「A、また花火しよな」
「うん」
きっと勇気をくれるおまじないだから
私も勇気を出して
「流星？」
藤「うん？」
「好きだよ」
これからもずっと、
あなたに��好き��を伝えます。
fin...
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なる(プロフ) - ぱぴこ。さん» ありがとうございます（ ; ; ）めちゃくちゃ嬉しいです！！！今ひとつ、書いている途中なので頑張りますね（＾Ｏ＾） (2019年7月17日 9時) (
レス) id: c5611b0274 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ。 - とってもこのお話好きです！！！！更新頑張ってくださいね！！！！応援してます！！！ (2019年7月16日 19時) (レス) id: 913e0f575f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2019年7月15日 20時
