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「え…、」
びっくりしたような顔をしてはっとこちらを向く。
そしたらだんだん目がうるうるしてきて
重「え、ちょ、ごめん！嫌やった？」
涙を流したAを見てプチパニック。
「ちがっ…、」
重「違う？？」
「ん、うれしくてっ…」
重「え…、」
泣きながら俺を見たAは今まで見たことないくらい幸せそうな顔をしてて
ドキン、と１つ心臓が大きく脈打った。
「大毅、」
重「ん？」
湧き上がってくる衝動を必死に抑えながら
Aをじっと見つめて言葉を待つ。
「私も大毅が好き」
ずっと聞きたかったその言葉を聞けて
もうたまらなくなって
重「A、」
そっとAに近づいて
優しく、唇を重ねた。
「んふふ、」
重「なんやねん(笑)」
唇が離れたかと思えば照れ臭そうにして
��幸せ��そう言って笑う。
ヒュ〜……
花火が始まる合図が聞こえて
「あ！始まる！」
そう、目をキラキラ輝かせて向こうを向くA。
バーンと盛大に上がった花火によって照らされたその横顔は
今までで1番綺麗で、愛しくて
そんなAが俺じゃなくて花火に釘付けなんが
ちょっと悔しくて
ヒュ〜…
「また来るよ！！」
重「A、」
「ん？」
バーンと上がった花火に照らされながら
Aが俺だけを見てくれるように唇を重ねる。
さっきよりも長く、とろけるように甘く。
「んんっ、」
重「可愛い」
「もう、！」
怒るAも可愛くてそのあとも何度も何度も
違う角度からキスの雨を降らせた。
「途中から全然見れなかったじゃん！」
重「ええやん」
花火からの帰り道、そうブーブー文句を言うAやけど
どこか嬉しそうで幸せそう。
だから
重「来年も行こな」
「…うん！」
来年も再来年もずっと
夏祭りは、君と。
fin...
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なる(プロフ) - ぱぴこ。さん» ありがとうございます（ ; ; ）めちゃくちゃ嬉しいです！！！今ひとつ、書いている途中なので頑張りますね（＾Ｏ＾） (2019年7月17日 9時) (
レス) id: c5611b0274 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ。 - とってもこのお話好きです！！！！更新頑張ってくださいね！！！！応援してます！！！ (2019年7月16日 19時) (レス) id: 913e0f575f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2019年7月15日 20時
