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ガチャっと勢いよくドアを開けて外へ出ると
重「A？」
心なしか、少し大人っぽくなったAの姿がそこにはあって
「大毅！」
嬉しそうに笑ってこちらに手を振るAが愛らしくて
とてつもなく胸が高鳴る。
「来ちゃった」
そう、照れ臭そうに笑うAは
ほんまに綺麗で、俺のものにしたい
そう、感じた。
.
「大毅、りんご飴食べよ？」
重「おん、」
昔と変わらずりんご飴が好きなA。
ちょっと大人っぽくなったと思ったのに中身はまだまだ子供で。
そこがまた、可愛い。
出店も一通り回ったしゆっくりしようって
花火がよく見える、昔からの2人だけの秘密の場所へ行って
お互いの学校の話なんかをして盛り上がる。
「大毅、身長伸びた？」
重「ん？そーか？」
「うん、なんか男らしくなった」
重「へ、」
急にそれはずるいわ、
びっくりして目をパチパチさせる俺。
めっちゃ恥ずかしいやん
「え、照れてる？」
重「ちゃうし！」
意地悪な顔をして俺を見つめるAはいっつもそう。
突拍子もなくそういうことを言うから
いつも上手にとられてしまう。
だから俺だって仕返ししたんねん
重「Aもめっちゃ綺麗」
ケラケラ笑うAの頬をそっと手で包んで
目を離されへんようにしてそう伝える。
「っ…、」
そしたらA、いつも照れるもんな
目を逸らされへん状況でかあっと顔が熱くなる、その感じがたまらなく好きで
よくこうやって仕返しをしてた。
こうしたらいつも照れ隠しなんかわからんけど
やめてよ！って無理やり俺の手を引き剥がすのに
「本当…？」
重「え…」
目を少しうるうるさせて
逆に見つめ返されて
俺は何も言えんくなった。
.
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なる(プロフ) - ぱぴこ。さん» ありがとうございます（ ; ; ）めちゃくちゃ嬉しいです！！！今ひとつ、書いている途中なので頑張りますね（＾Ｏ＾） (2019年7月17日 9時) (
レス) id: c5611b0274 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ。 - とってもこのお話好きです！！！！更新頑張ってくださいね！！！！応援してます！！！ (2019年7月16日 19時) (レス) id: 913e0f575f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2019年7月15日 20時
