ドS上司２【黄】 (ページ1)

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小「あーやっと見れるー」

「ね、楽しみ」

やっと見に来られたこの間の映画の続編。

ポップコーンを片手に映画館に入って

予告映像が流れ始めるまでの時間、

前回の映画の話で盛り上がる。

小「えー今回どうなるんやろ」

「本当に、予想できないよね」

ポップコーンを食べようと手を伸ばすと

入れ物の中で小瀧くんと手が触れちゃって

「…ごめん、」

なんだかちょっと恥ずかしくなって

サッと手を退ける。

小「え、どうしたんですか(笑)」

「なんでもない」

一度気になってしまったら

ずっと気になっちゃって

ドキドキした胸を抑えられないまま

映画が始まった。

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小「あー面白すぎた」

映画を観終わって映画館の外に出るともう真っ暗で。

小「お腹空きません？」

「うん、空いた」

小「じゃ、いきますか」

そう、お店を探すけど

今日は土曜日の夜でどこも満席で。

さらにいっぱい並んでて

小「やばいですね、」

「…だね、諦めよっか？」

お互いさすがにこれは待てないなって感じで

そう切り出すと

小「Aさん、」

「ん？」

小「僕ん家、来ません？」

急にそう誘われてキョトンとしてしまう。

小「あ、変な意味はないですよ？(笑)」

「わかってる(笑)」

小「僕こう見えて料理できるんですよ」

「え、本当に？」

ちょっと食べてみたい

なんて好奇心で

小「ここから結構家近いんで」

「じゃあ、行こうかな」

小瀧くんの家にお邪魔させてもらうことになった。

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